LG OLED55B6P

グラボをHDMI2.0対応の物にしたので、テレビの交換もした。
新しく買ったテレビは、LG OLED55B6P(39万円でポイント10%付き)。
P9024778 (2) 
↓は比較用に取り換え前の状態(更に前の状態はこちら
P8284772.jpg
ついに画面サイズ55インチになった。
42インチテレビを2年9か月使ってきたが、半年前ぐらいから画面をもっと大きくしたい欲求が出た。
32インチテレビは使って1週間で画面サイズが物足りなくなったが、42インチは2年ちょい持ってくれた。
だがまだ欲求を完全に満たす大きさではなかったという訳だ。
それで新しくテレビを購入するとして、まずは画面サイズをどこまでアップするか検討した。
そして机の幅一杯の55インチがいいだろうと判断した。
中途半端はダメだ。
限界までやっちゃった方がいい。
あとは店頭に何度か足を運んで実物を物色、VAはどうしても色変位が判るから選択外、IPSも大画面では動きボケが気になる、となれば有機ELしかない。
実物を見てそう思った。
明らかにコントラストが高く、鮮やかで、動きボケも少ない(後で海外レビューを見るとフレーム補完無しの状態では他方式と比較して圧倒的に動きボケが少なかった)。
あちこちで欠点に挙げられてる、映像エンジンの弱さは、私にとっては問題にならない。
PCモニターとしての使用しか考えておらず、動画はmadVRで映像調整して、再生するからだ。
基本性能が液晶とは段違いだから高価なのには目を瞑る。
これに決定。

届いて早速机に乗せて、HDMIケーブルを繋いで、電源を入れてみた。
テレビの初期設定が終わった後にPC画面が表示された。
トラブル無しかと思ったが、解像度をチェックしてみると4096×2160。
3640×2160に変更すると画面の両端に黒い帯が出る。
これは結局この日は治らなかった。
次の日、PCをスリープ復帰して、テレビの電源を入れた所、1分ぐらいで画面がブラックアウト。
PCを再起動すると最初は移ってたが、また1分くらいでブラックアウト。
何が問題なのか判らないのでテレビの設定を変更したり、PCの解像度を変更したりしてると、3640×2160が画面いっぱいに表示されるようになってるのに気づいた。
つまり前日は出来なかったドットバイドットが出来るようになってた。
そしてこれに合わせてブラックアウトもしなくなり、以後安定した。
何が起きてたのか判らないが、日本のテレビ程安定してないという印象を受けた。
これからこのテレビを購入したいと考えてる人の為に記述を残しておく。

その後一週間使ってみた感想としては、画質は店頭でのイメージと変わらず良い。
但し元の映像の質がそのまま出るので、映像の画質が悪い物は粗が目立ち、良いと息をのむ程の映像が見れる。
液晶に比べて劣ってる点もあり、例えば輝度性能では液晶に負けてる。
明るさのコントロールをしていて、全白の画面を出すと画面全体の明るさが落ちる。
また画面に動きが無い状態でしばらく経つと、勝手に画面が暗くなる。
この制御が切れれば、液晶に負けてるという事はないが、rtingのレビューを見てもこの制御を切る事は出来ないようなので、負けてるという事になる。
これは有機ELの最大の弱点の焼き付きを防止する為の物で、有機ELは明るい色を表示する程焼き付きが進行して、それが短い時間であれば、しばらく残像になるが回復はする。
が、長時間になると回復不能になる。
なので念入りに焼き付きを回避する為の制御が入ってるという訳。

他の画質上の欠点としては、画面との角度が付くと、色合いが青み掛かるというのがある。
近接視聴だと、全白時に画面の真ん中が黄み掛かり、回りが青み掛かって見える。
もっと離れて見てれば気にならないが、視野角上の欠点ではある。
この点ではIPSに劣る。

しかしまあ上記のような欠点があっても、総合画質では液晶に圧勝している。
焼き付きが問題だとしても、テレビとして使うなら、お金を出せる人は買ってよい機種。
有機ELのパネル寿命は1.5~3万時間あり、焼き付きは普通のテレビ映像なら問題になる事はないはずだ。
それに高画質を求める人の買い替えサイクルは早いから、どうせ焼き付く前に買い替える。
HTPC用途としても、PCモニターとしての使用率が低ければ同様に問題ない。
表示設定を弄る事でPC画面による焼き付きを防止する事も可能だ。
しかしPCモニターとしても長時間使いたいとなると、今の所焼き付きが怖いし、近接視聴での色変位も気になるし、画面に変化が無いと勝手に暗くなるし、ウインドウの最大化で明るさが変化するしで、あまりお勧めできない。
PCモニターとしては、IPS液晶の方がコストも安いし、使いやすい。
要は用途をよく考えて選ぶべきという事だ。

ゼンハイザー HD800

ネットオークションで中古を購入。
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以前店頭で試聴した時に、抜けの良い音が出て好みだと感じたので、何時か使ってみようと考えていた。
届いた時は箱がデカいのに笑った。
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HD650の箱も大分デカいのだがそれよりも一回り以上でかい。

一日鳴らした後に測定。
方法はゼンハイザーHD650の時と同一。

LCh
HD800 LCh

RCh
HD800 RCh

LChとRChの合成
HD800 L+RCh

能率はHD650よりもちょっと低目、それよりも難儀な事に音量でF特が大分変わる。
イコライズする時に想定通りに行かなくて摺り合わせが必要になった。
測った音量範囲でいうと、音量が下がる程低域が盛り上がって右下がりのF特になる。
等ラウドネス曲線的な動きなので、これが音質的な高評価の一因になってるのかなと思った。

聴感での音は、昔試聴した時に感じたままで、やはり高域に伸びやかさがあり、抜けの良い音がする。
低域も良く出る。
情報量もある。
HD650の高域は伸びがないので、イコライジングでF特を良くしても聞いてて楽しくはなかった。
ATH-AD2000の高域は鋭いが開放感のある音では無かった。
この3つの中ではHD800が一番好みに近い音がする。
HD800の評価で良く言われるボーカルの遠さは、3kHzの谷のせいで、この辺を抑えると刺激の弱い音になる。
スピーカーチューニングでもクラッシック向けにする時に良く使われる手法だ。
素の音は総合的には流石フラグシップ機だけど、高過ぎる価格に釣り合う程ではない。
イコライジングして、フラットな音にして、音質改善する事にした。

イコライズ後のF特、
LCh
HD800 LCh EQ

RCh
HD800 RCh EQ

LChとRChの合成
HD800 L+RCh EQ

この時のfoobar2000のGraphic Equalizerの設定を逆さまにした画像。
HD800 GEQ
まだ慣らしが十分ではないと考えて補正は弱目にした。
というのもHD650の最終的なイコライズ設定がこうだからだ。
HD650 GEQ

HD650入手直後のイコライズ設定はこう、
foober GE HD650 Rev
400Hzからだら下がりだった高域が、毎日のように使う事で、1kHzからだら下がりに変わった。
つまり高域が出るようになった。
今回入手したHD800も余り使ってなかったという事なので、同じような変化が出ると予想して、補正弱目にした。

この状態で試聴すると、非常に素晴らしい音が出た。
ボーカルが近くなり、響きも増えて、アタック音のエッジも良く出る。
音場が損なわれるという事は無い。
とはいえ音場は各個人の主観が強い要素だから(共通認識が無い要素だから)、他の人はそう感じないかもしれない。
私にとってはイコライジング後の音は元の音の2ランク増しで、悪くなった所はまったく無い音。
好みにも合ってる。
これ以上は望まなくて良いかと思える音を手に入れる事が出来た。

inner fidelity
SennheiserHD800.pdf
SennheiserHD800B.pdf
SennheiserHD650.pdf

ヘッドホンスタンド購入

CopperColour SINGLE-9 ヘッドホンスタンド
PB046878.jpg
この間ゼンハイザーHD650を購入したが、机に転がしておくと痛むので、ヘッドホンスタンドも購入。
ちなみにATH-AD2000も沖縄に居た頃はちゃんと吊るしていた
北海道に来た頃には大分痛んでいたので、もう惜しくないと、机に転がしてた。
ヘッドホンスタンドは、最初安物でいいやと考えてたが、Amazonを検索したら、これが目に止まった。
更に検索してaliexpressで買うよりも安いし、お買い得と思って購入決定。
ネットの画像だと華奢そうなのが気になったが、実物はしっかりしていた。
3点の部品をネジ止めする作りで、シャフトは10m径、ヘッドホンを掛ける部分の幅は37mm。
底部には滑り止めのゴムが貼ってあり。
実測重量は455g。
欠点は見当たらない。
良い買い物だった。

ゼンハイザー HD650

ネットオークションで中古を購入。
PB026869.jpg

ATH-AD2000と並べた所
PB026868.jpg
ATH-AD2000は前回の補修でまた使えるようになったが、左右対称にならなくなってしまった。
これを解消するには折れてない最後の一か所をワザと折って、全て同じにするしかない。
そんな事する前に予備として、気になってたゼンハイザーHD650を手に入れておく事にした。
10年ぐらい前にゼンハイザーHD600を使っていた事があったが、HD600はそれ程でもないヘッドホンだった。
HD650はそれのマイナーチェンジだとずっと思ってて、最近まで興味がなかったが、海外の測定結果を見たら全然別物だった。
それで一度試す必要があると考えてた。
という訳でこの機会に手に入れて、早速測定。
PB026872.jpg
HP-A8のボリューム位置-10dBにしてピンクノイズ-20dBをPAA3で測定。
今回の測定で気付いたのは、このヘッドホン、マイク位置で可也F特が変わる。
振動板中心に近い場所が一番F特が良かったので、今回はそこの測定値を採用する事にした。

LCh
HD650 LCh

RCh
HD650 RCh

LChとRChの合成
HD650 L+RCh

ATH-AD2000の測定値はこちら
注意して欲しい事はゼンハイザーHD650の方がボリューム位置が10dB高い事。
つまり能率がATH-AD2000に比べて10dB低い。
HP-A8のような本格的なヘッドホンアンプでは問題無いが、PC直結だと十分な音量が出せない可能性がある。

上の測定結果だと縦軸が狭くて判りづらいだろうから、foobar2000のGraphic Equalizerの設定を逆さまにした画像が下。

HD650
foober GE HD650 Rev

ATH-AD2000
foober GE ATH-AD2000 Rev

HD650が右下がりのF特なのが良く判る。
低域レンジはオープンエアとしては広く、低域の量も多い。
対して高域は良く伸びているが、量的に抑えられ過ぎている。
市井の音質評価はこのF特と一致している。

イコライズ後のF特、
LCh
HD650 EQ LCh

RCh
HD650 EQ RCh

LChとRChの合成
HD650 EQ L+RCh

補正の最大値は6dBに制限している。
ATH-AD2000の方も同じ制限でやったが、HD650の方が低域が出るので、結果的にこちらの方がフラットになった。
この状態での音質は、フラットでワイドレンジだが若干暗く暖色系。
1kHzを中心に3バンドを0.5~1dB程上げたら暗さがほぼ無くなった。
イコライズ後でATH-AD2000と比べると、音の切れや解像度感はATH-AD2000の方が上、レンジや癖の無さでHD650が上、HD650も解像度はあるけどエッジを出すのが不得意という感じ。
素の音質はATH-AD2000の方が上だけど、HD650はイコライジングで化ける。
装着感は耳が押しつぶされないHD650の方がいい。
総合では実売価格が近い事に納得のクオリティと感じた。

参考:
innerfidelity
Headphone Data Sheet Downloads
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD600.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD650.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/AudioTechnicaATHAD2000X.pdf

ATH-AD2000のヘッドバンドが破断した その2

オーディオテクニカのATH-AD2000のヘッドバンドがまた破断した。
PA196854.jpg

前回破断した時に手順をブログにまとめといて良かった。
その手順に従って外してみると、両側とも破断してた。
PA196858.jpg
片方は止めネジで何とか止まっていた感じか。
このヘッドバンドは明らかに設計ミスだと思う。
オーディオテクニカもそれが判ってるから後継機のATH-AD2000Xではステンレスバンドに変更にしたのだろう。
ATH-AD2000を使い続けてる方もまだいると思うが、ヘッドバンドが破断したら、オーディオテクニカの修理費が高額なので、後継機か別の機種に買い替えた方が良いと思う。

補修。
PA196859.jpg
同様の補修を行う場合は、事前に100均でダイヤモンドヤスリの新品を買ってから作業を行うと、はかどります。

組み戻し。
PA196864.jpg
前回補修した所は特に問題が無いようだった。
2年問題無く使えるので、補修法として間違ってないようだ。

ATH-AD2000の測定

音に物足りなさを感じてきたので測定する事にした。
方法はこう、
P6293553.jpg
HP-A8のボリューム位置-20dBにしてピンクノイズ-20dBをPAA3で測定。

LCh
ATH-AD2000 freq02

RCh
ATH-AD2000 freq01

LChとRChの合成
ATH-AD2000 freq01+02

グラフから測定値の良いヘッドフォンという事が判る。
後述するATH-AD2000のレビュー群でもそういう結果が出ている。
全体的には100Hzからだら下がりの低域に合わせて高域も落としてバランスを取ってる。
それが上手くいっていたのでATH-AD2000の音はフラットと評価された。
F特でもう少し高域が出ていたATH-AD1000PRMはハイ上がりと言われた。
この辺のさじ加減が高級機という事だ。

さて素性がよく判ったのでLとRの合成画像を元にイコライズする事にした。
foober2000のGraphic Equalizerでイコライズ後の、
LCh
ATH-AD2000 freq06

RCh
ATH-AD2000 freq04

LChとRChの合成
ATH-AD2000 freq04+06

補正の最大値を6dBに制限したので軽いかまぼこ型に仕上がった。
高域側はもっと補正出来たが聴感ハイ上がり気味になったので少し落として低域とバランスを取った。
これでATH-AD2000から2ランク上のはっきりくっきりワイドレンジの音になった。
元々切れの良い音を聞かせてくれたがその特徴もより明確になった。
HP-A8への入力は24bit192kHzにリサンプリングしているのでイコライジングによる情報の欠落を感じる事は無い。
しばらくこの音を聞いて慣れてから微調整を行って行こう。


ATH-AD2000の測定値のあるレビュー:

CHANGSTAR Audio Technica ATH-AD2000 Frequency Response
http://www.changstar.com/index.php?topic=31.0

personal audio Наушники Audio-Technica ATH-AD2000
http://personalaudio.ru/raa/otchety/naushniki/audio-technica-ath-ad2000/

He&Biのヘッドホンサイト ATH-AD2000
http://www.geocities.jp/ryumatsuba/ath-ad2000.html

趣味のヘッドホンサイト 淵野辺 (仮称)
http://fuchinove.ninja-mania.jp/img012.gif

淵LOG2
http://fuchinove.ninja-mania.jp/img260.gif

innerfidelity
Headphone Data Sheet Downloads
http://www.innerfidelity.com/images/AudioTechnicaATHAD2000X.pdf

テレビを買いました(測定編)

まずは消費電力の測定。
断りの無い箇所は全てPC画面をHDMI入力した状態。
ほぼ真っ黒な画面とほぼ真っ白な画面の2状態で測定。

LG 32LA6600
電源Off時:0.0W(計測未満)
標準(バックライト70):38.6~60.9W
シネマ1(バックライト60):48.4~57.0W
省エネ(バックライト50):36.4~56.3W
ゲーム(バックライト80):53.3~62.3W
ゲーム(バックライト100):60.6~69.8W
ゲーム(バックライト0):21.8~30.5W

以下スピーカー設定を外部スピーカーに変更
ゲーム(バックライト80):50.2~59.2W
ゲーム(ecoモード最少):28.8~37.0W
ゲーム(ecoモード中):24.8~33.0W
ゲーム(ecoモード最大):19.9~27.9W

標準でテレビ視聴:大体40.0W
シネマ1でテレビ視聴:大体54.5W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し

このテレビの消費電力は、画面が暗いと下がり、明るいと上がる。
標準とシネマ1の消費電力の差はダイナミックコントラストの効き具合の差と思われる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
スピーカーは3W食ってる。
使わないなら外部スピーカーに変更するといい。
eco設定は消費電力は下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力90Wだが、計測した感じではそんな消費電力になりそうも無い。
Dell2209WAはバックライトを0まで落としても40Wだったが、それに比べると随分と低消費電力だ。
画面面積2倍以上になってる事を考えるとLED化による低消費電力の凄さがわかる。


パナソニック TH-L42DT60 (以下全て明るさオートをオフ)
電源Off時:0.0W(計測未満)
ダイナミック(バックライト100):62.5~75.9W
スタンダード(バックライト34):30.1~42.2W
リビング(バックライト70):41.1~59.7W
シネマ(バックライト50):20.1~47.6W
シネマ(バックライト50、液晶AI弱):33.8~49.1W
シネマ(バックライト50、液晶AIオフ):45.0~49.1W
シネマ(バックライト0、液晶AIオフ):23.2~27.2W
シネマ(バックライト100、液晶AIオフ):71.2~75.3W

スタンダード(バックライト34)でテレビ視聴:大体43~44W
シネマ(バックライト50)でテレビ視聴:大体42~50W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し
音声入力無しで音量0~100:差異無し
音声入力有りで音量0~50:1Wぐらい変わる

このテレビも画面が暗いと消費電力が下がり、明るいと上がる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
ちなみに真っ黒画面だとバックライトが切れて消費電力19.3Wになる。
音声回りは常に通電しており、切る設定は無い。
ビエラリンクで外部音声装置を付ければ自動的に切れるのかもしれない。
節電視聴は消費電力が下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力85Wに嘘は無く、Dell2209WAの3.6倍、LG32LA6600の1.7倍の画面面積なのに、通常使用するような明るさでは消費電力に大差無い。
技術の進歩は素晴らしい。
以上消費電力編終了。


さて、TH-L42DT60だが、設定に手こずった。
どうやっても黒が浮いて色が浅くて立体感の無い画しか出ない。
その上画面の4隅のバックライト漏れも酷く、特に左下は画質にダメージを与えるレベル。
そのくせ全白を出すと4隅が暗い。
多分出荷時にエリア調整して中間調で明るさが揃うようにしてるのだろう。
で、実は気に入る感じにならなかったので、とっとと売り払って買い替えようかとも考えたのだが、一応は比較してこれに決めたのだから、買い替え候補が決まらない。
という訳で考えを改めてキャリブレーションしてみる事にした。
i1 Display Pro
P1060509.jpg
照度計で彩度計、ホームユースにはこれで十分との事。
使ってみて1日で判った事だが、付属ソフトは調整したい人には使い物にならない。
なのですぐHCFRに移行する事になる。
だったらColorMunki Displayで十分だった。
6000円程無駄に出費してしまった。

ダイナミック(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Dynamic Default

スタンダード(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Standard Default

リビング(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Living Default

シネマ(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Cinema Default

シネマプロ
TH-L42DT60 CinemaPro Default

デフォルトでの傾向は色温度が高過ぎでガンマがうねっている。
色温度中-低で実測9000度、低で実測7600度。
ガンマがうねる主な理由はピクチャーの値が高過ぎる事。
ピクチャーを85まで落とすと、どのモードでもガンマが素直なカーブになる。
ただしこれによって最明部が暗くなるのでコントラスト値が下がる。
元々の設定はIPSのコントラストの低さをカバーする為と思われる。
以上のように測定する事で問題点と解決法が速やかに突き止められた。
そしてこのテレビは非常に細かく映像設定項目があるので、補正は思い通りに行えた。

シネマプロ キャリブレート後
TH-L42DT60 CinemaPro Caribrated
ガンマ値は現在では2.2~2.4の間で設定するのが常套になってるので、目視で好ましい2.4にした。
キャリブレート後はコントラスト値以外は文句無しの数値。
ANSIコントラスト値769:1はIPS故に目をつぶる所か。

で、きっちりキャリブレートした設定を使ったのかというとそんな事は無く、実際にはこっちの設定を常用している。
ユーザー キャリブレート後
TH-L42DT60 User Caribrated
このテレビは赤が少しだけBT709よりも深く出るので、それを生かした。
数値ではほんのちょっとの差だが、これで赤が薄い感じが無くなった。
キャリブレート後は非常に素直ですっきりした画調になって、測定値では悪くなってるコントラストも目視では感じられず、不満の無い物になった。
不満を感じたら測定、これが重要だと再確認した。

おまけ:
実家にあるSHARP LC-32D30もキャリブレーションしてみた。
キャリブレート後
SHARP LC-32D30 Calibrated
キャリブレート前は可也酷い値だったが、明るさに関わる所を色々弄ってると素直な数値になる所が見つかった。
緑が可也ずれてるのと、暗いのはどうしようも無さそうだ。
目視では全然感じないが、実際には可也暗いテレビだ。
明るさも性能の一つだが、こういう面でもテレビは地味に進化している。
こちらはキャリブレート後に目視で色の濃さを3ポイント増やして終了。
VAパネルのウォッシュアウト分増やした感じだ。

テレビを買いました

最初の状態
P1060148.jpg
モニターはDell2209WA。
22インチで1680×1050解像度のIPS液晶。
以前はプロジェクターがあったのでPCのモニターは小さくてもよかった。
だいたいこのモニターは名機と言ってよく、パネルむらが無く、遅延も無く、測定値も良く、値段を考えると非常に優秀なモニターだった。
が、現環境はモニターで動画も見る事になるので、画面サイズに不満が出た。

LG 32LA6600
P1060150.jpg
PCモニターは大きくても30インチ、動画を見るには不満が出るだろうと思い、TVをPCモニターに使おうと考えた。
32インチで現行唯一の1920×1080解像度、IPS液晶。
近距離で見るからIPSの視野角の広さはポイント高い。
このTVは韓国メーカーという事に抵抗があったが、32インチには他に選択肢も無く、消去法で買った。
だが実際に色々触ってみるとなかなか良い品物だった。
デフォルトの映像が過不足無い物だし(正確な映像という意味では無い)、調整項目が多くて十分に弄れ、IPSにしては黒が沈みコントラストのある映像が出る。
ただし少し輝度むらがある。
総評では国内メーカーのTVと十分比肩出来る物だと思う。

机上に32インチTVを置くとなかなかの迫力で、これだけ大きければ十分だろうと思った。
が、3日で慣れた(笑)。
そして一週間後にはまだ画面サイズが足りないと感じるようになった。

という訳でパナソニック TH-L42DT60
P1060413.jpg
これもIPSで近距離視聴でも色の変化は感じられない。
この距離だとTNは論外、VAもSHARP以外はウオッシュアウトが感じられるので、IPSから選んだという訳。
これでやっと画面が小さいと思わなくなった。
購入してから1ヶ月経っても画面サイズに不満が無いから、多分大丈夫だと思う。
でもちょっとだけ46~47インチぐらいにしてもいいかも?と思ってる自分が居る(笑)。

次回は測定編です。

あと上の画像に写りこんでるのでついでに紹介、DAC付きヘッドフォンアンプ FOSTEX HP-A8
P1060365.jpg
大きな音を出す訳にはいかないので購入。
非常に良いオールインワンの製品で、これを買えば他に目移りする気がなくなるような物。
ちなみにPCとは5C-2Vを使った自作同軸デジタルケーブルで接続。
USBケーブル2種類と光ケーブル2種類と同軸デジタルケーブル3種類を試して決めた。
ヘッドフォンはATH-AD2000

オーディオのノイズ対策

沖縄は今日も雨なので2連続でオーディオネタ。

光デジタルケーブルを使っている理由は同軸デジタルケーブル接続よりもスピーカーから聞こえるフロアノイズが減る為だ。
そしてノイズの発生源だったエアコンを使わない季節になって、改めて比較してみたが光と同軸でフロアノイズにやはり差が出る。
音自体は小さな物で、静かな環境にしないと判らないような差ではある。
このノイズの理由を突き止めてみる事にした。
システム機器を一つずつ電源を入れたり切ったり、接続の仕方を変えたり、アクセサリーを使ってみたり。
その結果ノイズを実際に出してるのはパワーアンプのTA-N1、そしてTA-N1がノイズを出す原因は、HTPCの電源から出るノイズが電源ケーブル伝いにパワーアンプに伝わっているせいだという事が判明した。
エアコンが点いてる時に出るノイズも電源経由と見ていいだろう。
つまりTA-N1は電源ノイズにめっぽう弱いという訳だ。
……まあぶっちゃけ前からそうだと思ってました。
プリアンプのC-AX10はTA-N1程電源ノイズの影響を受けない事も確認した。

で、ノイズの発生理由を突き止めてる時に意外にも効果的だった物がフェライトコア。
ラジオ帯域の電波を遮断する物だと理解してたので、今まで気休めのつもりで使っていたが、試しにHTPCからパワーアンプまでの電源経路に付けてみるとノイズが減る。
1個2個では判別出来ないが4つぐらい付けると聴感上減る。
これはイケると感じて、手持ちでは足りないので秋月電子から追加購入して、付け方を色々試して決定したのがこれ。
パワーアンプの電源ケーブルに大型のフェライトコアを8連装。
P1010850.jpg
そして逆に壁コンからプリとHTPCまでの経路は今まで合計4個付けてたけど全部取った。
プリとHTPCの経路に付けるとどうやっても大人しい音になる。
プリは電源ノイズの影響をあまり受けないので、メリットとデメリットを秤に掛けての選択だ。
パワーアンプの電源ケーブルには付ければ付ける程、スピーカーから出るフロアノイズが減ると感じたので、大型のフェライトコアを全投入した。
付け方は並べて付けるのが一番良かった。
両端に分けて付けるのも、均等に離して付けるのも音への悪影響が大きかった。
理屈では並べて付けるとノイズ遮断帯域が低周波に移る。
でもこれは聴感上の音の善し悪しには直結しないはずの理屈だ。
でもまあこの付け方がノイズ対策にも良いのかもしれない。

今までは漫然とオーディオシステムのあちこちにフェライトコアを付けていたが、こんな物でも使い方一つで大きく音が変わる事を体感した。
知らずに音を悪くする事をまだいくらでもやってるに違いない。
オーディオの道はまだまだ奥が深い。

さて試行錯誤の末、小型のフェライトコアがオーディオシステムから排除されたので、オーディオ以外の機器に付ける事にした。
プロジェクターの電源ケーブルに5連装。
P1010855.jpg
以前はHDMIケーブルの両側にも付けていたが外した。
ケーブルの両端にフェライトコアが付いてる市販ケーブルを見掛けると思うが、これは電波障害対策で、ケーブルがアンテナとなって電波を受信してしまうのを防ぐための物だ。
元々十分にシールドされているケーブルなら不要との事。
使ってるHDMIケーブルは3重シールドで、フェライト有り無しの差が体感出来なかったので外した。

プロジェクターとメインPCとモニターを繋げてるタップの根本に8連装(笑)。
P1010858.jpg
タップのケーブルの壁コン側にも1つ付いてるので計9つ。

電話やルーターモデル、ハブ等の省電力機器用のタップの根本にも5つ。
P1010859_20121202141705.jpg
これも壁コン側に1つ付いてるので計6つ。
フェライトコアで効果を出そうとすると何ターンも巻きつけるか多連装する必要があると感じたので箇所を絞って大量投入する使い方に変更した。
でもさすがにこんなに付ける必要は無いはずなのでエアコンを使う季節になったら何個かそっちに移動させる予定。
これでAVに影響があったかというと、体感上まったく無かったが、精神衛生上の効果を持って良しとしよう。
だいたい余り物だし。

フェライトコアは秋月電子で買えば1個50~200円と安いし、ノイズに悩まされている人は試してみる価値はある。
何千円もつぎ込むならちゃんとしたノイズフィルターを使うのが正解だと思う。

光デジタルケーブルを試してみた その3

光デジタルケーブルを試してみた その2」の光デジタルケーブル、その後一ヶ月ばかり使って慣らしが終わって音が落ち着くと、高域の取りきれてなかったピークが聞こえるようになってきた。
自己融着テープを巻いてダンプして殺したと思っていた金属プラグの音だが、完全に取りきれなかったようだ。
とはいえ一ヶ月も経ってから判別出来るようになった物だから、ケーブルの味といってもよいぐらいの物で、出来の良いケーブルと比較しないと気づかない程度ではある。
でも気づいたので改修する事にした。

100均でマンドレルと切断砥石を購入、金属プラグ部を割って除去する事に。
P1010806.jpg

作業終了。
P1010808.jpg
ケーブルに少し傷を付けてしまったが、この程度は想定の範囲内。
再びポリエステル網組線を被せて音出し。
音は高域が自然で伸びやかになり随分変わった。
鳴いてた金属が無くなったので高域のピークが無くなり、ダンプの自己融着テープが無くなったので高域に伸びが出たという所か。
ただし悪くなった部分もあり、音が軽くなったのと少しナローになった。
光デジタルケーブルにしてから感じる音の軽さ(力感の無さ)だが、元々使ってた自作同軸デジタルケーブルが174g、この光デジタルケーブルは現在の状態で120g、この重量差が音に出ているように感じる。
試しにフェライトコアをたくさん付けて見た。
P1010829.jpg
1個30g合計150gの増加、嘘みたいだがこれで音に重量感が出てきた。
フェライトコアを付ける位置も色々試してみたが、両端のコネクタ部に負担が掛かるような位置に付けると良くない。
床と接触する位置に付けると悪影響が少ないという結果だった。
光デジタルケーブルのコネクタ部は樹脂製で丈夫とは思えないので、あまり重量が掛かるのは不味いのかもしれない。
結局画像の付け方が一番良かった。
この結果を受けて再改修、鉛テープを買ってきて巻きつけた。
P1010835.jpg
250g分、ケーブル重量は合計370gになった。
持つと非常にズッシリとしている。
接続して音出し。
P1010839.jpg
鉛は巻いた直後は高域に対する影響が大きいので、まったく期待してなかったが、割りと普通の音が出てきた。
今の所癖も無く軽くも無く過不足無い音という感じだ。
鉛による高域のダンプの影響が取れるのは一ヶ月くらい掛かるので、またしばらく様子を見るとしよう。
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