オーディオケーブル更新

Aliexpressでオーディオ用USBケーブルを購入(5m/6794円)
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HP-A8の時は自作の同軸デジタルケーブルを使用していたが、同軸デジタルケーブルはPCのマザーボードの選択に不自由するようになってきた(内部ピンも無いマザーボードが大半になった)。
そして同軸デジタルケーブルは受け付けるフォーマットに制限があるので(24bit/192kHzまで、DSDも不可)、USBケーブル接続に切り替える事にした。
このUSBケーブルにした理由はオーディオ用で5mの長さがあって、ケーブル部の構造がちゃんとUSBケーブル用の構造をしていたからだ。
同じような値段でマイクケーブルを使った物を見掛けたので、この記事を見てAliexpressで検索掛けようとしてる方は注意して欲しい。
正しくない構造の物は短いうちは問題は出ないだろうが、長い物になるとどうなるか判らない。
届いた物を自作同軸ケーブルと聞き比べたが、低音寄りで暗い音色になるが、情報量は同等で優劣に差は無い。
という事で一発で良い物を引き当てて交換。

前回記事の自作ヘッドフォンケーブルだが、まずアンフェノール ステレオミニプラグ+BX-S0.18sq 1.7mケーブルの方は、使っていくうちに高域の突っ張りがほぐれて滑らかで低音も感じられるようになったが、低音不足が改善される程の変化は無く、失敗作となった。

OYAIDE P-3.5G+OYAIDE HPC-24W V2 1.5m×2ケーブルは、暫く使っていくと騒々しい所が無くなり、可也音質評価の高いケーブルになった。
音質に文句は無かったが、2本のケーブルが別れた状態だと使いづらかったので、捩った。
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捩ると少しダンプされて高域が減った。
低域の良く感じられるケーブルだったので、高域が少し減っただけで、低音寄りと感じられる音色になった。
先に紹介したUSBケーブルのキャラクターと合わさって、システムとしては、低音が可也出る音になって、これはこれで良いと暫く聞いていたが、やっぱり本来の自分の好みの音にもっと近づけたいなと、またヘッドフォンケーブルを作る事にした。
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すべてAliexpressで購入(総額6117円)。
ケーブルは24AWG(0.2sq)の8本編組線(3114円/2m)。
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OCC4本+銀メッキOCC4本のテフロン被覆。
つまりALOのReference8の劣化版を作るのだ。

HD800のコネクタに半田付け出来る線はこの辺が限界かな。
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この外側に金属スリーブが被さる。
それとショートしないようにしないといけないし、当然+と-もショートしないようにしないといけない。
もしこれよりも太いケーブルを使いたいとなると、別のコネクターを使うか、可也コネクターを加工しないといけないだろう。

HD800のコネクターの半田付けは面倒な作業だったが、3.5mmステレオミニプラグの半田付けも別の面倒な作業になった。
コネクターピンの周りのプラスチックが熱に弱く、半田付けの最中に溶けて一個無駄になった。
前回使ったメーカー品のプラグでは、当然そんな問題は起きなかったので、Aliexpressで買ったこのプラグが粗悪品という事だ。
見た目はオヤイデのプラグにそっくりだが、中身は別物なのでAliexpressで物を買う時は、そうだと判ってて買わないと痛い目に合う。
Aliexpressで売ってるメーカー品のそっくりさんは、私が知ってる限り、すべて只のコピー品だ。
メーカー品を製造してる工場の横流し品という噂が流れても信じてはいけない。

完成。
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長さは1.8mにした。
繋いで音を聞いてみると、今まで作った3本の中で一番バランスの良い音がする。
OYAIDE P-3.5G+OYAIDE HPC-24W V2 1.5m×2ケーブルが低音寄りとすると、こちらはフラットバランスだ。
情報量には今の所差が無い。
このケーブルも暫く使わないと本当の音にはならないから、最終評価はその後だ。
音質以外の面で、このケーブルのハッキリした利点は、軽い事だ。
ヘッドフォンケーブルでやたら硬くて重いのは使いづらく、それだけで大きなデメリットだ。

TA-ZH1ES購入とHD800リケーブル

SONY TA-ZH1ES(20万5千円ぐらい)
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今までFOSTEX HP-A8を使ってたが、前からHD800のバランス接続を試したかったのと、音に物足りなさを感じ始めてたので、グレードアップを検討していた。
USB-DAC+ヘッドフォンアンプの一体型で、バランス接続が出来て、リモコン有りで、HP-A8よりも上という条件で探すと、適合する機器はほぼこれしか無かった。
一体型に拘らなければ選択肢は幾らでもあったが、使うのが面倒くさいのはもう嫌だ。
なので一体型に拘った。

家に届いてHP-A8と交換して早速音出し。
HP-A8と比べて、音に密度があり、高域がさらさらと伸びて気持ちが良い。
低音も十分。
ネットの評判で高級ドンシャリと書かれてたが、確かにその傾向はあるが、調整可能な範囲内だ。
以前にTA-N1というSONYのパワーアンプを使っていたが、それと通じる所がある音と感じた。
SONYの音決めをしてる人はこういう音が好みなんだろうな。

TA-ZH1ESは希望小売価格がHP-A8の3倍。
付属の電源ケーブルを使った状態どうしで比較すると、音質差も価格差に比例した感じだと思う。
ただHP-A8の付属電源ケーブルはオーディオ用としては細く、これを取り換えれば音質は大分アップする。
対してTA-ZH1ESの付属電源ケーブルは極太だ。
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この電源ケーブルはESOTERICの高級オーディオ機器に付いてくる物と同じものに見える。
なのでTA-ZH1ESは電源ケーブルの交換での音質アップは大きな期待は出来ない。
何万もする電源ケーブルと交換するなら差は出るだろうが、それは私の感覚ではバランスが悪いやり方だ。

あとHP-A8は鉄板シャーシが鳴いてて、高域に安っぽい音が乗ってた。
これは鉛を乗せたりすれば改善する。
対して、TA-ZH1ESは側面がアルミの押し出し材で、上下も複合材。
剛性が高くて鳴きずらい作りだ。
試しに鉛を乗せてみたが音質の変化は少なかった。

何が書きたいのかというと、HP-A8は手を掛けてやると音質改善しやすい。
しかしTA-ZH1ESはメーカーが十分な対策をしてるので、購入後に出来る音質改善の余地が少ない。
HP-A8に上に書いたような音質対策をした物と、TA-ZH1ESのポン置きだと、音質差は価格差換算で2倍程度の差に感じた。
この辺購入検討されてる方は参考にして頂ければと思う。


さて、ここで話は変わって、HD800のバランス接続を試す為にケーブルを作る事にした。
買うとメーカー品で2万円以上、Aliexpressで売ってる中華ケーブルでも1万円以上と激高なので、作った方がいい。
TA-ZH1ESは3.5mmステレオプラグ2つでバランス接続出来るので、この形式でケーブルを2種類作る事にした。
一つはオーソドックスな物、もう一つは編組ケーブルが流行ってるみたいなので、流行りに乗った物。

オヤイデから3.5mmプラグとケーブルを購入。
OYAIDE P-3.5Gの実測重量2個で9g(1382円)。
アンフェノール ステレオミニプラグの実測重量2個で15g(992円)。
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OYAIDE HPC-24W V2 3m(1944円)とBX-S0.18sq2m×4(512円)。
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AliexpressからHD800用コネクター×4(4956円)を購入。
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このコネクターが専用品で何処で買っても糞高い。
HD800用のケーブルが他のヘッドフォン用と比べて高い理由だ。

編組ケーブルを作る為に、BX-Sを丸4つ編みしていく。
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初めてやったが、大して難しくも面倒も無く編めた。

そしてプラグを半田付け。
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3.5mmプラグの方は問題無く半田付け出来たが、HD800専用コネクターが難しかった。
端子間の距離が1㎜ぐらいしかなくて、予備半田したらブリッジしてしまった。
一回半田を取って、テフロンテープを持ってたので、それの小片を端子間に挟んで何とかブリッジしないように半田付けした。
難易度的には初心者では途方に暮れるぐらいなので、半田付けに自信が無いなら素直に出来合いのケーブルを買った方がいいだろう。

OYAIDE P-3.5G+OYAIDE HPC-24W V2 1.5m×2ケーブル完成
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アンフェノール ステレオミニプラグ+BX-S0.18sq 1.7mケーブル完成
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まずはOYAIDE P-3.5G+OYAIDE HPC-24W V2 1.5m×2ケーブルを接続して試聴。
レンジが広くて音に重量感があって良い音だ。
HD800付属のアンバランスケーブルよりもハッキリと音が良い。
ただしちょっと響きを多い。
多分プラグのキャラクターか、もっとデッドな方が好みだ。

次はアンフェノール ステレオミニプラグ+BX-S0.18sq 1.7mケーブルと交換して試聴。
これもHD800付属のアンバランスケーブルよりもレンジが広い。
ソリッドな音質なのは良いけど、腰高な音でもっと重心を下げたい。
編み込んだし、熱収縮チューブを被せて締めてる部分もあるし、少し使い込んで慣らさないと本当の音にならないかな?
暫く使ってみないとどちらも本当の音は分からないな。

LG OLED55B6P

グラボをHDMI2.0対応の物にしたので、テレビの交換もした。
新しく買ったテレビは、LG OLED55B6P(39万円でポイント10%付き)。
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↓は比較用に取り換え前の状態(更に前の状態はこちら
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ついに画面サイズ55インチになった。
42インチテレビを2年9か月使ってきたが、半年前ぐらいから画面をもっと大きくしたい欲求が出た。
32インチテレビは使って1週間で画面サイズが物足りなくなったが、42インチは2年ちょい持ってくれた。
だがまだ欲求を完全に満たす大きさではなかったという訳だ。
それで新しくテレビを購入するとして、まずは画面サイズをどこまでアップするか検討した。
そして机の幅一杯の55インチがいいだろうと判断した。
中途半端はダメだ。
限界までやっちゃった方がいい。
あとは店頭に何度か足を運んで実物を物色、VAはどうしても色変位が判るから選択外、IPSも大画面では動きボケが気になる、となれば有機ELしかない。
実物を見てそう思った。
明らかにコントラストが高く、鮮やかで、動きボケも少ない(後で海外レビューを見るとフレーム補完無しの状態では他方式と比較して圧倒的に動きボケが少なかった)。
あちこちで欠点に挙げられてる、映像エンジンの弱さは、私にとっては問題にならない。
PCモニターとしての使用しか考えておらず、動画はmadVRで映像調整して、再生するからだ。
基本性能が液晶とは段違いだから高価なのには目を瞑る。
これに決定。

届いて早速机に乗せて、HDMIケーブルを繋いで、電源を入れてみた。
テレビの初期設定が終わった後にPC画面が表示された。
トラブル無しかと思ったが、解像度をチェックしてみると4096×2160。
3640×2160に変更すると画面の両端に黒い帯が出る。
これは結局この日は治らなかった。
次の日、PCをスリープ復帰して、テレビの電源を入れた所、1分ぐらいで画面がブラックアウト。
PCを再起動すると最初は移ってたが、また1分くらいでブラックアウト。
何が問題なのか判らないのでテレビの設定を変更したり、PCの解像度を変更したりしてると、3640×2160が画面いっぱいに表示されるようになってるのに気づいた。
つまり前日は出来なかったドットバイドットが出来るようになってた。
そしてこれに合わせてブラックアウトもしなくなり、以後安定した。
何が起きてたのか判らないが、日本のテレビ程安定してないという印象を受けた。
これからこのテレビを購入したいと考えてる人の為に記述を残しておく。

その後一週間使ってみた感想としては、画質は店頭でのイメージと変わらず良い。
但し元の映像の質がそのまま出るので、映像の画質が悪い物は粗が目立ち、良いと息をのむ程の映像が見れる。
液晶に比べて劣ってる点もあり、例えば輝度性能では液晶に負けてる。
明るさのコントロールをしていて、全白の画面を出すと画面全体の明るさが落ちる。
また画面に動きが無い状態でしばらく経つと、勝手に画面が暗くなる。
この制御が切れれば、液晶に負けてるという事はないが、rtingのレビューを見てもこの制御を切る事は出来ないようなので、負けてるという事になる。
これは有機ELの最大の弱点の焼き付きを防止する為の物で、有機ELは明るい色を表示する程焼き付きが進行して、それが短い時間であれば、しばらく残像になるが回復はする。
が、長時間になると回復不能になる。
なので念入りに焼き付きを回避する為の制御が入ってるという訳。

他の画質上の欠点としては、画面との角度が付くと、色合いが青み掛かるというのがある。
近接視聴だと、全白時に画面の真ん中が黄み掛かり、回りが青み掛かって見える。
もっと離れて見てれば気にならないが、視野角上の欠点ではある。
この点ではIPSに劣る。

しかしまあ上記のような欠点があっても、総合画質では液晶に圧勝している。
焼き付きが問題だとしても、テレビとして使うなら、お金を出せる人は買ってよい機種。
有機ELのパネル寿命は1.5~3万時間あり、焼き付きは普通のテレビ映像なら問題になる事はないはずだ。
それに高画質を求める人の買い替えサイクルは早いから、どうせ焼き付く前に買い替える。
HTPC用途としても、PCモニターとしての使用率が低ければ同様に問題ない。
表示設定を弄る事でPC画面による焼き付きを防止する事も可能だ。
しかしPCモニターとしても長時間使いたいとなると、今の所焼き付きが怖いし、近接視聴での色変位も気になるし、画面に変化が無いと勝手に暗くなるし、ウインドウの最大化で明るさが変化するしで、あまりお勧めできない。
PCモニターとしては、IPS液晶の方がコストも安いし、使いやすい。
要は用途をよく考えて選ぶべきという事だ。

ゼンハイザー HD800

ネットオークションで中古を購入。
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以前店頭で試聴した時に、抜けの良い音が出て好みだと感じたので、何時か使ってみようと考えていた。
届いた時は箱がデカいのに笑った。
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HD650の箱も大分デカいのだがそれよりも一回り以上でかい。

一日鳴らした後に測定。
方法はゼンハイザーHD650の時と同一。

LCh
HD800 LCh

RCh
HD800 RCh

LChとRChの合成
HD800 L+RCh

能率はHD650よりもちょっと低目、それよりも難儀な事に音量でF特が大分変わる。
イコライズする時に想定通りに行かなくて摺り合わせが必要になった。
測った音量範囲でいうと、音量が下がる程低域が盛り上がって右下がりのF特になる。
等ラウドネス曲線的な動きなので、これが音質的な高評価の一因になってるのかなと思った。

聴感での音は、昔試聴した時に感じたままで、やはり高域に伸びやかさがあり、抜けの良い音がする。
低域も良く出る。
情報量もある。
HD650の高域は伸びがないので、イコライジングでF特を良くしても聞いてて楽しくはなかった。
ATH-AD2000の高域は鋭いが開放感のある音では無かった。
この3つの中ではHD800が一番好みに近い音がする。
HD800の評価で良く言われるボーカルの遠さは、3kHzの谷のせいで、この辺を抑えると刺激の弱い音になる。
スピーカーチューニングでもクラッシック向けにする時に良く使われる手法だ。
素の音は総合的には流石フラグシップ機だけど、高過ぎる価格に釣り合う程ではない。
イコライジングして、フラットな音にして、音質改善する事にした。

イコライズ後のF特、
LCh
HD800 LCh EQ

RCh
HD800 RCh EQ

LChとRChの合成
HD800 L+RCh EQ

この時のfoobar2000のGraphic Equalizerの設定を逆さまにした画像。
HD800 GEQ
まだ慣らしが十分ではないと考えて補正は弱目にした。
というのもHD650の最終的なイコライズ設定がこうだからだ。
HD650 GEQ

HD650入手直後のイコライズ設定はこう、
foober GE HD650 Rev
400Hzからだら下がりだった高域が、毎日のように使う事で、1kHzからだら下がりに変わった。
つまり高域が出るようになった。
今回入手したHD800も余り使ってなかったという事なので、同じような変化が出ると予想して、補正弱目にした。

この状態で試聴すると、非常に素晴らしい音が出た。
ボーカルが近くなり、響きも増えて、アタック音のエッジも良く出る。
音場が損なわれるという事は無い。
とはいえ音場は各個人の主観が強い要素だから(共通認識が無い要素だから)、他の人はそう感じないかもしれない。
私にとってはイコライジング後の音は元の音の2ランク増しで、悪くなった所はまったく無い音。
好みにも合ってる。
これ以上は望まなくて良いかと思える音を手に入れる事が出来た。

inner fidelity
SennheiserHD800.pdf
SennheiserHD800B.pdf
SennheiserHD650.pdf

ヘッドホンスタンド購入

CopperColour SINGLE-9 ヘッドホンスタンド
PB046878.jpg
この間ゼンハイザーHD650を購入したが、机に転がしておくと痛むので、ヘッドホンスタンドも購入。
ちなみにATH-AD2000も沖縄に居た頃はちゃんと吊るしていた
北海道に来た頃には大分痛んでいたので、もう惜しくないと、机に転がしてた。
ヘッドホンスタンドは、最初安物でいいやと考えてたが、Amazonを検索したら、これが目に止まった。
更に検索してaliexpressで買うよりも安いし、お買い得と思って購入決定。
ネットの画像だと華奢そうなのが気になったが、実物はしっかりしていた。
3点の部品をネジ止めする作りで、シャフトは10m径、ヘッドホンを掛ける部分の幅は37mm。
底部には滑り止めのゴムが貼ってあり。
実測重量は455g。
欠点は見当たらない。
良い買い物だった。

ゼンハイザー HD650

ネットオークションで中古を購入。
PB026869.jpg

ATH-AD2000と並べた所
PB026868.jpg
ATH-AD2000は前回の補修でまた使えるようになったが、左右対称にならなくなってしまった。
これを解消するには折れてない最後の一か所をワザと折って、全て同じにするしかない。
そんな事する前に予備として、気になってたゼンハイザーHD650を手に入れておく事にした。
10年ぐらい前にゼンハイザーHD600を使っていた事があったが、HD600はそれ程でもないヘッドホンだった。
HD650はそれのマイナーチェンジだとずっと思ってて、最近まで興味がなかったが、海外の測定結果を見たら全然別物だった。
それで一度試す必要があると考えてた。
という訳でこの機会に手に入れて、早速測定。
PB026872.jpg
HP-A8のボリューム位置-10dBにしてピンクノイズ-20dBをPAA3で測定。
今回の測定で気付いたのは、このヘッドホン、マイク位置で可也F特が変わる。
振動板中心に近い場所が一番F特が良かったので、今回はそこの測定値を採用する事にした。

LCh
HD650 LCh

RCh
HD650 RCh

LChとRChの合成
HD650 L+RCh

ATH-AD2000の測定値はこちら
注意して欲しい事はゼンハイザーHD650の方がボリューム位置が10dB高い事。
つまり能率がATH-AD2000に比べて10dB低い。
HP-A8のような本格的なヘッドホンアンプでは問題無いが、PC直結だと十分な音量が出せない可能性がある。

上の測定結果だと縦軸が狭くて判りづらいだろうから、foobar2000のGraphic Equalizerの設定を逆さまにした画像が下。

HD650
foober GE HD650 Rev

ATH-AD2000
foober GE ATH-AD2000 Rev

HD650が右下がりのF特なのが良く判る。
低域レンジはオープンエアとしては広く、低域の量も多い。
対して高域は良く伸びているが、量的に抑えられ過ぎている。
市井の音質評価はこのF特と一致している。

イコライズ後のF特、
LCh
HD650 EQ LCh

RCh
HD650 EQ RCh

LChとRChの合成
HD650 EQ L+RCh

補正の最大値は6dBに制限している。
ATH-AD2000の方も同じ制限でやったが、HD650の方が低域が出るので、結果的にこちらの方がフラットになった。
この状態での音質は、フラットでワイドレンジだが若干暗く暖色系。
1kHzを中心に3バンドを0.5~1dB程上げたら暗さがほぼ無くなった。
イコライズ後でATH-AD2000と比べると、音の切れや解像度感はATH-AD2000の方が上、レンジや癖の無さでHD650が上、HD650も解像度はあるけどエッジを出すのが不得意という感じ。
素の音質はATH-AD2000の方が上だけど、HD650はイコライジングで化ける。
装着感は耳が押しつぶされないHD650の方がいい。
総合では実売価格が近い事に納得のクオリティと感じた。

参考:
innerfidelity
Headphone Data Sheet Downloads
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD600.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD650.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/AudioTechnicaATHAD2000X.pdf

ATH-AD2000のヘッドバンドが破断した その2

オーディオテクニカのATH-AD2000のヘッドバンドがまた破断した。
PA196854.jpg

前回破断した時に手順をブログにまとめといて良かった。
その手順に従って外してみると、両側とも破断してた。
PA196858.jpg
片方は止めネジで何とか止まっていた感じか。
このヘッドバンドは明らかに設計ミスだと思う。
オーディオテクニカもそれが判ってるから後継機のATH-AD2000Xではステンレスバンドに変更にしたのだろう。
ATH-AD2000を使い続けてる方もまだいると思うが、ヘッドバンドが破断したら、オーディオテクニカの修理費が高額なので、後継機か別の機種に買い替えた方が良いと思う。

補修。
PA196859.jpg
同様の補修を行う場合は、事前に100均でダイヤモンドヤスリの新品を買ってから作業を行うと、はかどります。

組み戻し。
PA196864.jpg
前回補修した所は特に問題が無いようだった。
2年問題無く使えるので、補修法として間違ってないようだ。

ATH-AD2000の測定

音に物足りなさを感じてきたので測定する事にした。
方法はこう、
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HP-A8のボリューム位置-20dBにしてピンクノイズ-20dBをPAA3で測定。

LCh
ATH-AD2000 freq02

RCh
ATH-AD2000 freq01

LChとRChの合成
ATH-AD2000 freq01+02

グラフから測定値の良いヘッドフォンという事が判る。
後述するATH-AD2000のレビュー群でもそういう結果が出ている。
全体的には100Hzからだら下がりの低域に合わせて高域も落としてバランスを取ってる。
それが上手くいっていたのでATH-AD2000の音はフラットと評価された。
F特でもう少し高域が出ていたATH-AD1000PRMはハイ上がりと言われた。
この辺のさじ加減が高級機という事だ。

さて素性がよく判ったのでLとRの合成画像を元にイコライズする事にした。
foober2000のGraphic Equalizerでイコライズ後の、
LCh
ATH-AD2000 freq06

RCh
ATH-AD2000 freq04

LChとRChの合成
ATH-AD2000 freq04+06

補正の最大値を6dBに制限したので軽いかまぼこ型に仕上がった。
高域側はもっと補正出来たが聴感ハイ上がり気味になったので少し落として低域とバランスを取った。
これでATH-AD2000から2ランク上のはっきりくっきりワイドレンジの音になった。
元々切れの良い音を聞かせてくれたがその特徴もより明確になった。
HP-A8への入力は24bit192kHzにリサンプリングしているのでイコライジングによる情報の欠落を感じる事は無い。
しばらくこの音を聞いて慣れてから微調整を行って行こう。


ATH-AD2000の測定値のあるレビュー:

CHANGSTAR Audio Technica ATH-AD2000 Frequency Response
http://www.changstar.com/index.php?topic=31.0

personal audio Наушники Audio-Technica ATH-AD2000
http://personalaudio.ru/raa/otchety/naushniki/audio-technica-ath-ad2000/

He&Biのヘッドホンサイト ATH-AD2000
http://www.geocities.jp/ryumatsuba/ath-ad2000.html

趣味のヘッドホンサイト 淵野辺 (仮称)
http://fuchinove.ninja-mania.jp/img012.gif

淵LOG2
http://fuchinove.ninja-mania.jp/img260.gif

innerfidelity
Headphone Data Sheet Downloads
http://www.innerfidelity.com/images/AudioTechnicaATHAD2000X.pdf

テレビを買いました(測定編)

まずは消費電力の測定。
断りの無い箇所は全てPC画面をHDMI入力した状態。
ほぼ真っ黒な画面とほぼ真っ白な画面の2状態で測定。

LG 32LA6600
電源Off時:0.0W(計測未満)
標準(バックライト70):38.6~60.9W
シネマ1(バックライト60):48.4~57.0W
省エネ(バックライト50):36.4~56.3W
ゲーム(バックライト80):53.3~62.3W
ゲーム(バックライト100):60.6~69.8W
ゲーム(バックライト0):21.8~30.5W

以下スピーカー設定を外部スピーカーに変更
ゲーム(バックライト80):50.2~59.2W
ゲーム(ecoモード最少):28.8~37.0W
ゲーム(ecoモード中):24.8~33.0W
ゲーム(ecoモード最大):19.9~27.9W

標準でテレビ視聴:大体40.0W
シネマ1でテレビ視聴:大体54.5W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し

このテレビの消費電力は、画面が暗いと下がり、明るいと上がる。
標準とシネマ1の消費電力の差はダイナミックコントラストの効き具合の差と思われる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
スピーカーは3W食ってる。
使わないなら外部スピーカーに変更するといい。
eco設定は消費電力は下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力90Wだが、計測した感じではそんな消費電力になりそうも無い。
Dell2209WAはバックライトを0まで落としても40Wだったが、それに比べると随分と低消費電力だ。
画面面積2倍以上になってる事を考えるとLED化による低消費電力の凄さがわかる。


パナソニック TH-L42DT60 (以下全て明るさオートをオフ)
電源Off時:0.0W(計測未満)
ダイナミック(バックライト100):62.5~75.9W
スタンダード(バックライト34):30.1~42.2W
リビング(バックライト70):41.1~59.7W
シネマ(バックライト50):20.1~47.6W
シネマ(バックライト50、液晶AI弱):33.8~49.1W
シネマ(バックライト50、液晶AIオフ):45.0~49.1W
シネマ(バックライト0、液晶AIオフ):23.2~27.2W
シネマ(バックライト100、液晶AIオフ):71.2~75.3W

スタンダード(バックライト34)でテレビ視聴:大体43~44W
シネマ(バックライト50)でテレビ視聴:大体42~50W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し
音声入力無しで音量0~100:差異無し
音声入力有りで音量0~50:1Wぐらい変わる

このテレビも画面が暗いと消費電力が下がり、明るいと上がる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
ちなみに真っ黒画面だとバックライトが切れて消費電力19.3Wになる。
音声回りは常に通電しており、切る設定は無い。
ビエラリンクで外部音声装置を付ければ自動的に切れるのかもしれない。
節電視聴は消費電力が下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力85Wに嘘は無く、Dell2209WAの3.6倍、LG32LA6600の1.7倍の画面面積なのに、通常使用するような明るさでは消費電力に大差無い。
技術の進歩は素晴らしい。
以上消費電力編終了。


さて、TH-L42DT60だが、設定に手こずった。
どうやっても黒が浮いて色が浅くて立体感の無い画しか出ない。
その上画面の4隅のバックライト漏れも酷く、特に左下は画質にダメージを与えるレベル。
そのくせ全白を出すと4隅が暗い。
多分出荷時にエリア調整して中間調で明るさが揃うようにしてるのだろう。
で、実は気に入る感じにならなかったので、とっとと売り払って買い替えようかとも考えたのだが、一応は比較してこれに決めたのだから、買い替え候補が決まらない。
という訳で考えを改めてキャリブレーションしてみる事にした。
i1 Display Pro
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照度計で彩度計、ホームユースにはこれで十分との事。
使ってみて1日で判った事だが、付属ソフトは調整したい人には使い物にならない。
なのですぐHCFRに移行する事になる。
だったらColorMunki Displayで十分だった。
6000円程無駄に出費してしまった。

ダイナミック(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Dynamic Default

スタンダード(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Standard Default

リビング(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Living Default

シネマ(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Cinema Default

シネマプロ
TH-L42DT60 CinemaPro Default

デフォルトでの傾向は色温度が高過ぎでガンマがうねっている。
色温度中-低で実測9000度、低で実測7600度。
ガンマがうねる主な理由はピクチャーの値が高過ぎる事。
ピクチャーを85まで落とすと、どのモードでもガンマが素直なカーブになる。
ただしこれによって最明部が暗くなるのでコントラスト値が下がる。
元々の設定はIPSのコントラストの低さをカバーする為と思われる。
以上のように測定する事で問題点と解決法が速やかに突き止められた。
そしてこのテレビは非常に細かく映像設定項目があるので、補正は思い通りに行えた。

シネマプロ キャリブレート後
TH-L42DT60 CinemaPro Caribrated
ガンマ値は現在では2.2~2.4の間で設定するのが常套になってるので、目視で好ましい2.4にした。
キャリブレート後はコントラスト値以外は文句無しの数値。
ANSIコントラスト値769:1はIPS故に目をつぶる所か。

で、きっちりキャリブレートした設定を使ったのかというとそんな事は無く、実際にはこっちの設定を常用している。
ユーザー キャリブレート後
TH-L42DT60 User Caribrated
このテレビは赤が少しだけBT709よりも深く出るので、それを生かした。
数値ではほんのちょっとの差だが、これで赤が薄い感じが無くなった。
キャリブレート後は非常に素直ですっきりした画調になって、測定値では悪くなってるコントラストも目視では感じられず、不満の無い物になった。
不満を感じたら測定、これが重要だと再確認した。

おまけ:
実家にあるSHARP LC-32D30もキャリブレーションしてみた。
キャリブレート後
SHARP LC-32D30 Calibrated
キャリブレート前は可也酷い値だったが、明るさに関わる所を色々弄ってると素直な数値になる所が見つかった。
緑が可也ずれてるのと、暗いのはどうしようも無さそうだ。
目視では全然感じないが、実際には可也暗いテレビだ。
明るさも性能の一つだが、こういう面でもテレビは地味に進化している。
こちらはキャリブレート後に目視で色の濃さを3ポイント増やして終了。
VAパネルのウォッシュアウト分増やした感じだ。

テレビを買いました

最初の状態
P1060148.jpg
モニターはDell2209WA。
22インチで1680×1050解像度のIPS液晶。
以前はプロジェクターがあったのでPCのモニターは小さくてもよかった。
だいたいこのモニターは名機と言ってよく、パネルむらが無く、遅延も無く、測定値も良く、値段を考えると非常に優秀なモニターだった。
が、現環境はモニターで動画も見る事になるので、画面サイズに不満が出た。

LG 32LA6600
P1060150.jpg
PCモニターは大きくても30インチ、動画を見るには不満が出るだろうと思い、TVをPCモニターに使おうと考えた。
32インチで現行唯一の1920×1080解像度、IPS液晶。
近距離で見るからIPSの視野角の広さはポイント高い。
このTVは韓国メーカーという事に抵抗があったが、32インチには他に選択肢も無く、消去法で買った。
だが実際に色々触ってみるとなかなか良い品物だった。
デフォルトの映像が過不足無い物だし(正確な映像という意味では無い)、調整項目が多くて十分に弄れ、IPSにしては黒が沈みコントラストのある映像が出る。
ただし少し輝度むらがある。
総評では国内メーカーのTVと十分比肩出来る物だと思う。

机上に32インチTVを置くとなかなかの迫力で、これだけ大きければ十分だろうと思った。
が、3日で慣れた(笑)。
そして一週間後にはまだ画面サイズが足りないと感じるようになった。

という訳でパナソニック TH-L42DT60
P1060413.jpg
これもIPSで近距離視聴でも色の変化は感じられない。
この距離だとTNは論外、VAもSHARP以外はウオッシュアウトが感じられるので、IPSから選んだという訳。
これでやっと画面が小さいと思わなくなった。
購入してから1ヶ月経っても画面サイズに不満が無いから、多分大丈夫だと思う。
でもちょっとだけ46~47インチぐらいにしてもいいかも?と思ってる自分が居る(笑)。

次回は測定編です。

あと上の画像に写りこんでるのでついでに紹介、DAC付きヘッドフォンアンプ FOSTEX HP-A8
P1060365.jpg
大きな音を出す訳にはいかないので購入。
非常に良いオールインワンの製品で、これを買えば他に目移りする気がなくなるような物。
ちなみにPCとは5C-2Vを使った自作同軸デジタルケーブルで接続。
USBケーブル2種類と光ケーブル2種類と同軸デジタルケーブル3種類を試して決めた。
ヘッドフォンはATH-AD2000
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