foobar2000のResampler Plug-inの性能比較

うちのHTPC機が88.2kHzをデジタル出力出来ないのでfoobar2000のリサンプル用Plug-inを調査する事にした。
参考になったサイト、
サンプリングレート変換プログラムの性能比較
重い荷を背負っては遠くへ行けない
特に「重い荷を背負っては遠くへ行けない」は理解が深まり為になった。
後は実際に自分で試してみるだけなので、それぞれダウンロードしてみたが、最新版のfoobar2000ではSoX Resamplerしか動作しなかった。
何か間違えてるのかもしれないが、それは後回しにしてデフォルトで入ってるPPHSとSoXの一騎打ちをした。

ホワイトノイズ 44.1kHz (元)
ホワイトノイズ 0dB 44.1kHz

ホワイトノイズ 44.1kHz → 96kHz PPHS
ホワイトノイズ 0dB 44.1→96kHz PPHS

ホワイトノイズ 44.1kHz → 96kHz PPHS Ultra Mode
ホワイトノイズ 0dB 44.1→96kHz PPHS Ultra

ホワイトノイズ 44.1kHz → 96kHz SoX Passband 90%
ホワイトノイズ 0dB 44.1→96kHz SOX PB90

ホワイトノイズ 44.1kHz → 96kHz SoX Passband 99%
ホワイトノイズ 0dB 44.1→96kHz SOX PB99

スペクトラムを取ってみるとフィルタ特性が良くわかる。
PPHSのノーマルモードが一番スロープが緩い。
多分処理も一番軽い。
デフォルトで入ってる物なので様々な再生環境を考慮しての事だと思う。
しかしPPHSのノーマルモードはこのスロープだと22.1kHzを越えてしまわないだろうか?
それともこのまま真下に落ち込むのか?
PPHSのUltra modeはSoX Passband 99%と同等。
多分処理も同等に重いはず。
SoXはPPHSの2モードの間に入る特性と処理負荷で細かく設定出来るのはいい。
SoXにはPhase Resposeの設定もあるが、これはピークホールドに影響を与えなかったので割愛した。
設定範囲について考察すると、PPHSのノーマルモードのカットオフとSoX Passbandの下限設定値の90%はCDのリサンプリングで影響が出ないように定めたと思われる。
人間の可聴帯域上限を20kHzとして、そこからカットオフが始まる。
素人が適当に弄くっておかしな音を出さないようにという配慮だろう。
そういう観点から見てみると、実は設定はそんなに弄る必要が無いかもしれない。
比較した結果、自由度の高さからSoXを常用する事に決めた。

ところでリサンプル後のグラフにある22kHz以上の-25dB落ちのノイズは何だろうか?
試しに44.1kHz → 192kHz SoX Passband 90%でリサンプルしてみた。
ホワイトノイズ 0dB 44.1→192kHz SOX PB90
やっぱりだら下がりで出ている。
普通の音楽信号だとどうだろうか?
Eiji Oue - The Pines of Rome
Eiji Oue, Minnesota Orchestra - The Pines of Rome (ups)
緑:元CD
赤:SoX 96kHz Passband 95%
これでは出ていない。
他に数枚の音楽CDでも試したが出てなかった。
そこで心当たりのあるCDで試してみた。
Michael Jackson - Bad (Special Edition盤)
Michael Jackson - Bad (ups)
緑:元CD
赤:SoX 96kHz Passband 90%
出ている。
多分このノイズが出るのはディザやノイズシェービングを使ってノイズを高域に寄せているCDだと思う。
このノイズが問題になるかと言えば、可聴帯域外だし、全てのCDで出る訳ではないので気にしなくて良いと思う。
という訳でこの件は終了。

さて、元々88.2kHzを96kHzに変換する為に調査した物だったが、予想以上に高性能のリサンプラーだったのでCDも全部96kHzにアップサンプリングして聞いてみてはどうだろうかと思い立った。
アップサンプリングは音が柔らかくなるだけで今まで良い思い出が無いので避けていたが、これだけ理想的に動く物なら今までと違う結果が出るかもしれない。
ていうか出ました(^^;
次回の記事で。

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