HDDの運用法

経験則から購入時のチェックは、この手順が良いと思う。
(用語はWestern Digital社のツールに合わせてます)

1:HDD新規購入
2:メーカー純正ツールでクイックテスト→クイックフォーマット→運用
  この時点では新しいHDDに入れるデーターはバックアップを取っておく
3:7~10日経った所で、純正ツールで全領域テスト
  もしくは何らかのツールで全領域読み出し後、SMART値の確認
4:問題無ければ完全移行、バックアップは消してもいい

購入してすぐに全領域テストをしない理由に付いて書くと、先週の記事の初期不良を引いた時は開封直後の全領域テストは通った。
しかし1週間後にSMARTにC5がカウントされ、その後C5値が増えるので再び全領域テストでエラーという経過だった。
HDDは出荷前に全てメーカーテストされているので手元に届いた時点ではエラーは無いと見ていい。
初期不良が出るとしても数日経ってからだろう。
もし届いた時点で梱包が壊れていたとか、起動直後から明らかに怪しい動作をするとかなら、最初から全領域テストをする意味があるだろう。
それ以外は時間の無駄だと思う。
クイックフォーマットと通常フォーマットの違いは全領域の読み込みテストをするかどうかなので、それならばchkdskでも、メーカー純正ツールでの全領域テストでも、HDD Walkerでも同等の検査が出来るし、データも消え無いので、通常フォーマットを使う意味は無い。
またSMARTだけを見て、問題が無いと判断するのは危うい。
SMARTにエラーが出るのはエラー箇所にアクセスした時なので、アクセスしてない所が何らかの理由で壊れても、SMARTには反映されないからだ。
HDD内のデータにエラーが無い事を確認するには、それを読んでみるしかない。

以上も踏まえて通常運用だが、HDDは故障する物という前提も加味して、データを二重化するのが一番だ。
HDD内のデータがある期間で壊れる確率が1万分の1だとすると、二重化してれば1億分の1になるからだ。
もちろんHDDその物が故障しても、もう片方にデータが残る。
二重化の手段はRAID1(ミラーリング)でも構わないが、個人運用ならBunBackup等のバックアップツールを使って定期的に別HDDと同期した方が良いと思う。
RAIDは運用状態のままHDDを交換出来たり、変更が即時に反映されるのがメリットだが、導入の敷居が高いというデメリットもある。
個人運用なら損得差は少ない。
保守性の面ではRAIDよりも2台のPCを所有して、ネットワーク経由で定期的に同期した方が高いだろう。
これなら例えば片方のPCが物理的に破壊されたとしても、もう片方のPCにデータが生き残っているからだ。
1台しかPCが無い場合はRAID1とバックアップツールを使った同期で、自分に向いてる方で良いだろう。
RAID1は変更が即時に2つのHDDに反映されるのが利点であるが欠点でもある。
今やった変更を元に戻したいと思った時に、RAIDだと手が無い。
定期的な同期だとバックアップ側のHDDから拾い出せる。
ちなみにRAID1で構成されたHDDは単体でもデータを読み出せるらしいので、この面での心配は不要のようだ。
(他のRAID形式は普通には無理)
定期的な同期のタイミングはスタートアップでも、タスクを作って一定間隔でも、手動でもお好みで。
私はHTPC機はスタートアップ時で、メイン機は手動にしている。
メイン機の方は変更を戻したい時があるので、手動にして救われた事が何回かあった。

HDDの故障率だが、今までに二~三十台程度のHDDを使ったと思うが、その中で故障したのは2台だった。
どちらもWestern Digital社のWD20EADSという機種、RMA(メーカー保証)期間内。
(先週の記事に出てきた初期不良は含めてません)
これはWestern DigitalのHDDの故障率が高いという事は意味して無い。
Caviar Greenシリーズが出てからは、静音性と低発熱から、私はこのシリーズしか使っていないからだ。
WD20EADSは故障が多いと判断して良いのかも判らない。
サンプル数が少なすぎるからだ。
そしてもう古い機種で、うちの現用7台のHDD中1台しかこの機種は残って無いから、このまま判別付かずに使用終了する事だろう。
ただこの程度にHDDは壊れる物だと感じてる。

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