アバック イベントキャラバン2012 in 沖縄

行ってきた。
小さな会場だったが、出展に無駄が無いように考えられていて、面白いイベントだった。

2Fでやっていたプロジェクターシュートアウト
P1010314_20120909201834.jpg
左からDLA-X70R、LVP-HC7800D、EH-TW8000W
全て同じマットスクリーンに投影、プロジェクター側はシネマモードに統一。
シネマモードの内容は各社違うので厳密な意味での比較にはならないので注意。
各プロジェクターの使用パネルは反射型液晶、DLP、透過型液晶と違う種類の物を揃えていて考えられている。
この他にDLA-X30の映像もDLA-X70Rと切り替えて見る事が出来た。
沖縄に来た後に発表されたプロジェクターの映像は見た事が無かったので良い体験になった。

各プロジェクターの印象:
DLA-X70R
2Fにあったプロジェクターの中でもっとも映像の色合いが良かった。
高圧水銀ランプの光は赤が弱いので光学フィルターを使って青と緑をカットして白色に近づけて使うのがコンシュマー用プロジェクターのセオリーだが、DLA-X70Rのシネマモードは通常モードにもう1枚光学フィルターを重ねて、光源の純度を高めているのだそうだ。
その成果がはっきり出ていて白が偏らず全体にスッキリとした良い色合いが出ている。
この辺は価格帯の違いを見せて面目躍如という所か。
ただしフィルターで光の大部分をカットしている為映像に力が無い。
またビクターのプロジェクター全てに共通する欠点だが一画面内で出せるコントラストが低い。
他のプロジェクターと並べて比べると判る。
明るい映像ではコントラストが低目になりそれに伴って色も薄くなる。
コントラストと色は連動した項目なのだ。
逆にコントラストが高いと色も鮮やかになる。
そして画面がフェードアウトする場面ではアクティブアイリス搭載機かと思う程スーッと黒が沈み、他のプロジェクターを突き放して真っ黒になる。
この全黒時に真っ黒になるのがビクター機の魅力だろう。

DLA-X30
DLA-X70Rと比べるとシネマモードでも光学フィルターが入らないので画面全体が黄緑に傾き、スッキリしない色合いになる。
以下のプロジェクターと比較しても顕著に色が悪かった。
その代わり明るく元気の良い画像が出て、そこに別な魅力がある。
こちらの方が好みと感じる人がいるだろう。
上級機との差別化と考えると違う個性で良いと思う。

LVP-HC7800D
シュートアウトされていたプロジェクターの中で1番暗く、割を食っていた感があるが映像自体はまとも。
特徴的な所は無い。
本当はDLPプロジェクターが1番一画面内で出せるコントラストが高いはずなのだがここまで明るさに差があると判らない。
あと動画性能も高いはずだが映像がゆっくりした物ばかりで、それも確認出来なかった。
カラーブレイキングは昔のDLPプロジェクターよりも減っているように感じた。
それでもチラチラ見えるので自分では使う気にはならない。
LVP-HC7800Dは3Dが素晴らしいという話だが見損ねたのは失敗だったかも。

EH-TW8000W
2Fでシュートアウトされていたプロジェクターの中で1番印象の良かったプロジェクター。
色合いではDLA-X70Rに負けるが、並べて入念に比較しないと判らないレベル。
ランプ出力が高く明るくエネルギッシュな映像。
ANSIコントラストもビクター機よりも確実に高く、明るい映像ではっきりくっきり色鮮やか。
そしてこのプロジェクターだけ3D映像が見れたが、3Dに対するイメージを覆す程出来の良い映像が出ていた。
この3Dなら物珍しさ以上の価値がある。
そしてプロジェクターの騒音が非常に静かなのも気に入った。


1Fではシアタールームを構築してVPL-VW1000ESを投影していた。
P1010319.jpg
音はパイオニアのAVアンプでFOSTEXの5.1Chを鳴らしていたが、値段なりで特別な感想は無い。
4KプロジェクターのVPL-VW1000ESの映像は素晴らしかった。
2Fでシュートアウトしていたどのプロジェクターよりも上。
色合いも明るさもコントラストも申し分ない。
発色が偏らないのでスッキリした画調なのに、白が伸びるので鮮烈さがある。
アバックのスタッフは全黒はビクターに負けると言っていたが、暗い映像ってぐらいの物では負けてる感じは無い。
リアリティクリエーションによる解像度アップは上手く機能していて非常に鮮鋭感が高いが、OFFとの比較はミスリードを導かせてるので注意が必要だ。
OFF時の映像はスケーリング手法が多分Bilinearで低級な手法。
Bilinearで拡大した映像は元映像よりも可也ボケる。
この手法で拡大するぐらいなら、しない方がマシだ。
そういう映像と比較してリアリティクリエーションは凄いだろというのはどうだろう?
ちなみにリアリティクリエーションは周辺の画素を見て統計的にこれが来るという画素で間を埋める手法。
スケーリングとは違う。
本来の映像とは違う物が入ってくる訳だが、粗が出ず良く出来てる。
動画性能は文句無し。
スターウォーズEP3の冒頭で確認。


今使ってるVPL-HW10からの買い替えを考えるとなるとどれだろう?
値段を考慮した選択ならEH-TW8000Wだろう。
これは3Dに興味を湧かせてくれた。
2D画質も欠点が無い。
でもVPL-HW10もビーズスクリーンと組み合わせて、癖のあるデフォルトモードを追い込んでいけば、買い替える程では無い所まで行けるので決め手には欠ける。
値段無視ならVPL-VW1000ESで、これは確実に性能が上だと感じた。
ただまあ140万も出せないので、現実的には3年ぐらい待ってこの性能がエントリー機に落ちてくるのを待つ。
昔は3年で上級機の性能がエントリー機に落ちてきたが、VPL-HW10から3年経った現行プロジェクターの性能はVPL-HW10よりも格段に良くはなってない感じだった。
数年前に比べるとプロジェクターの進化速度が遅くなってる。
薄型テレビの大型化が進んで80インチモデルが発売されている現状ではプロジェクターの市場は小さくなるばかりなのだろう。
もしかしたら自分も3年後の買い替えは100インチ薄型テレビになってるのかもしれない。

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プロジェクター

3D映画用に再びプロジェクター需要が高まるのでは!? と思ってたんですけど、ご家庭の3D需要がそもそも高くないという。
あと、やはり茶の間のテレビが50インチ前後の画面になると、部屋の電気消したりしないといけないプロジェクターはなかなか使わなくなりますね。うちも暫く使ってません。

Re: プロジェクター

3Dは電気屋で薄型テレビが実演をしてますが、正直あれを見ても食指が動くようなインパクトがありませんでした。
大画面のプロジェクターだからこそ受けたインパクトかもしれません。

> あと、やはり茶の間のテレビが50インチ前後の画面になると、部屋の電気消したりしないといけないプロジェクターはなかなか使わなくなりますね。うちも暫く使ってません。

そうでしょうね。
プロジェクターは元々大画面の為の選択だった訳で、テレビが大きくなればその方が良いですから。

Re: プロジェクター

3D映画には視野を越える大画面が不可欠だと思っているので3Dプロジェクターの価格(と性能?)がこなれて来たら私も購入検討したいな、と、時折届くアバックのカタログ見つつ思っております。

Re: Re: プロジェクター

値段の方はアバックのイベントに通うのが1番だと思います。
今回もネットの最安値よりも安い値段が提示されていました。
ちなみに画像を撮る許可を貰って撮ったのですが、値段は写さないで下さいと言われましたw
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