光デジタルケーブルを試してみた その2

前回の記事から1ヶ月半経ってしまったが、「Amazonベーシック TOS-Link(トスリンク) デジタルオーディオ オプティカルケーブル 1.8m」はその後改善が目覚しく、高域が伸びて情報量が増えた。
が、それに伴ってバランスも高域寄りになり、細いケーブルにありがちな、腰高な音になってしまった。
そしてエッジの弱い力感の無い傾向は変わらず。
609円という値段から考えるとハイコストパフォーマンスだが、常用には物足りない。
そこでもう一本試してみる事にした。

富士パーツ FVC-5010HG (1760円)購入。
P1010295.jpg
内側から、
・Amazonオプティカルケーブル
・新規購入のFVC-5010HG
・自作同軸デジタルケーブル
選択の基準はケーブル外径が太く硬い事。
FVC-5010HGはケーブル径8mmと光デジタルケーブルとしては極太で、被覆が硬いというレビューがあったので決めた。
ちなみに自作同軸デジタルケーブルは10mm径だ。

FVC-5010HGの商品ページは光デジタルケーブルという事を考えると変な事が書いてある。
金メッキプラグも3重シールドも光伝送には意味が無いからだ。
ただこれらを振動対策と考えると意味が有る。
重量増や異種素材使用による振動減衰が見込める。
光ケーブルその物は振動しても伝送に影響が無いはずだが、ケーブルは必ずコネクターを介して機器と接続されている。
ケーブルの振動対策は機器との接続部の振動対策に繋がり、結果として音に影響していると理屈付けられる。

FVC-5010HGの音質はエッジが強く張りがあるがレンジは程々。
高域はある所まで伸びてからストンと落ちる。
音の広がりや情報量も悪く無いが、付帯音が多く汚い音に感じる。
付帯音には2つの理由が考えられ、1つはケーブルに付いてる強い曲げ癖。
パッケージが小さくてきつく曲げられたのが、硬いせいで広げて放置しても中々取れない。
もう1つの理由は金属製プラグ。
P1010351.jpg

外して試聴してみるとプラグの鳴りが判別出来る。
P1010352.jpg
このプラグがこのケーブルのキャラクターの半分ぐらいを作ってるのが判る。
しかしこれなら手を加えれば見込みがありそうなので、FVC-5010HGを弄る事にした。

まず金属プラグの金色部は切断しないと取れないのでそれは諦めて、プラグ部から遠ざけてケーブルの真ん中でまとめて自己融着ブチルゴムテープ19x0.5x120mmでグルグル巻きにして防振。
P1010514.jpg
(画像は既にポリエステル網組線を被せた後)
テープの量は聴感で試行錯誤して決める。
100mm分くらい巻きつけた後に10mm単位で足して調整すると良いと思う。
巻いた直後と時間が経った後では音が変わるので要注意。
巻いた直後は張力が掛かっていて、これが高域に強く影響する。
だから1日以上置いてから音をチェックしないと、何時までも音が決まらない事になる。
この時点でバランスが良いと感じる音に追い込むのが重要。
鳴きによるピークが無くて、高域が死なない所に追い込むと、レンジが広く聴こえるようになる。

次にプラグ部に鉛テープを巻いて重量増、音の力感アップを狙う。
P1010512_20121014121123.jpg
画像上が比較用の外した金属プラグ、真ん中が鉛を巻きつけた物、下が比較用の自作同軸デジタルケーブルのプラグ部。
鉛の量はプラグ両側合わせて28~9g分ぐらい巻きつけた。
ありったけ巻いただけで調整して決めた量では無い。
この前の段階で付帯音の原因を取ってバランスが取れてれば、ありったけ巻いても問題は無い。
事前にバランスが取れて無いとハマる。
私はハマった(笑)。
鉛は固有音が少なく振動吸収性が高いので、巻きつける時に引っ張るとあっという間にデッドな音になってしまう。
これは時間が経てば馴染んで解消して行く。
馴染む速度は自己融着ブチルゴムテープなんかの樹脂系よりも数倍遅い。
この性質を理解してないと鉛は効きすぎて使いづらい素材に感じる。
鉛テープを使う際のコツは、巻きつける時に強く引っ張らず、指で押し付けて密着させるような感じで巻いていく事。
それでも多少は引っ張る事になるので、鉛を巻く前に音決めを完了して、後は信じて待つ事。
あと画像では目立たないが、差し込み部にアルミテープを貼って太さ調整して、ガタつきを無くしている。

最後に熱収縮チューブを被せて出来上がり。
P1010516.jpg
被せて冷ました後で軽く揉んであげると馴染みが進んで音が早く落ち着く。
全体
P1010513_20121014121219.jpg
ポリエステル網組線も被せた。
これはお好みで。

改造後の音質は締まってガッシリとした力感のある音で、付帯音は少なく解像度は高く、低域は押し出しが強く、高域はまだ少し締め付けられた感があるが時間と共に解消するだろう。
自作同軸デジタルケーブルと比較すると、全体的な傾向は似ているが、自作同軸ケーブルの方が高域がきらめき、全体に膨らみが感じられ、光デジタルケーブルの方がドスが効いてる。
この音なら良し。
光デジタルケーブルを常用だ。

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

アダルト系ブログのアドレスが書いてあったのでコメントを削除しました。
もしまたコメントをして頂ける時はそっち系の単語やアドレスを書かずにお願いします。
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR