HTPCの高音質設定 その2

映像の設定と音声の設定で記事を分けています。
最新の設定はHTPC (画質音質)ジャンルから確認して下さい。

旧ブログサイトの記事の「HTPCの高音質設定」を追加分を加えて再編集しました。
設定で書かれていない部分はデフォルト状態と見なしてください。

以下の設定はデジタル出力から音声信号を出力する事が前提になっています。
従って音声をアナログ出力している人には意味が無いどころか害になる設定もあるかもしれないので注意。

OSのボリューム設定:
・ボリュームはMAX
OSのサウンドミキサーで音声データを弄られる事を回避する為にまずはやっておく。
ボリューム調整は接続されている外部デバイス(AVアンプ等)の方だけで行う。


サウンドドライバの設定:
・出力サンプリング周波数を48kHz
・出力ビット深度を24bit
動画内に含まれている音声には様々なサンプリング周波数があるので、リサンプル前提の設定にする。
96kHzにしないのはサンプリング周波数を上げていくと音質が高域寄りになる変化が起こる為。
これを嫌ってサンプリング周波数をあまり上げない設定にする。
また、DVDを含む多くの動画が48kHzを採用しているので無駄なリサンプルを避ける意味もある。
周波数の変更はビット深度の変更よりもずっと難しいのだ。
ビット深度はXPでRealtekの内臓音源だと設定できなかった。
この時16bit固定になっていた。


ffdshowの設定:
・「プロセッシング」→「32ビット浮動小数点」にのみチェック
・「プロセッシング」→「ディザリング」は好みで
・「プロセッシング」→「ノイズシェービング」は「なし」
・「リサンプル」にチェック
・「リサンプル」→「以下にリサンプルする」をサウンドドライバの出力サンプリング周波数と合わせる
・「リサンプル」→「モード」を「libsamplerate Sinc 高音質」
・「リサンプル」→「サンプルレートが以下の場合はリサンプルする」にチェック
 「より低い」とサウンドドライバの出力サンプリング周波数
・「出力」→「サポートされた出力サンプル形式」をサウンドドライバの出力ビット深度のみにチェック
要点はffdshowから出力される音声のビットレートをサウンドドライバの設定と合わせる事でOSのサウンドミキサーでリサンプリングされる事を回避。
OSのサウンドミキサーは音質が悪い。
現状ffdshowのリサンプルがもっとも優れている。
リサンプルの手法はいくつか用意されてるが「livavccodec 最高音質」と「libsamplerate Sinc 高音質」を比較した時に「libsamplerate Sinc 高音質」の方がハイビットレートに変換した時の音質の変化が聴感で少ないのでこちらを押す。
プロセッシングの設定は誤差が最小になるように設定。
その意味では「ディザリング」のチェックがあった方がいいが無音時にざわざわ感があるので好みとした。
それにここに拘るくらいなら出力ビット深度を24bitにして聴感外に誤差を押しやった方がいい。
「ノイズシェービング」はノイズを高域に移動させて耳が鈍感になる帯域に押しやる技術だがサンプリング周波数を96kHz等の非常に高いサンプリング周波数に設定してない場合は弊害があるのでなしとした。


ffdshowで7.1(5.1)ch→2chの設定:
・「ミキサー」にチェック
・「ミキサー」→「出力スピーカー」を「2/0/0 - stereo」
・「ミキサー」の「LFE」、「カスタムマトリックス」、「マトリックスをノーマライズ」、「ステレオをセンターに拡張する」、「ステレオをサラウンドに拡張する」のチェックを外す
・「ミキサー」→「ボイス」と「LFE」を71~100%
・「ミキサー」→「サラウンド」を100%
この設定は2chのシステムの時のみで行う。
以前に試した時は100%時はセンターやLFEをLRに1の割合で割り振っていたが何時の間にか0.707に変更されていた。
なのでそれに合わせて設定数値も以前から変更。
100%のままだと一般的なスピーカーの設定ではセンターやLFEの音が大きくなり過ぎると思う。
LRのスピーカーとリスナーの成す角度が開く程100%に近く、狭まる程71%に近く調整するといい。


プレイヤー全般に共通する設定:
・ffdshowのAudio decoderが使われるように設定
・ボリュームはMAX
プレイヤーでボリュームが設定できる物は最大ボリュームにしておこう。
デジタル出力の時はボリュームをスルーするプレイヤーもあるがそうじゃない場合、波形を劣化させるので好ましくない。


MPC-HCの設定:
最新版使用
・Windows7、Vistaでは「再生」→「出力」→オーディオレンダラを「MPC Audio Renderer」を試してみる。
MPC-HCの最新版についての説明、入手先については「HTPCの高画質設定 その3」を参照してください。

MPC Audio Rendererを説明しているブログ記事、
MPC

WASAPIを説明しているブログ記事、
WASAPIについて、覚え書き。

このMPC Audio Rendererが使用されるとサウンドミキサーはスルーされる。
現在使用されるのは16bitの音声データの時だけのようだ。
また、現在ではプチノイズが乗る不具合があり私の環境では常用出来る状態ではなかった。
この辺りはバージョンアップによる完成度の向上を期待するしかない。


CDを高音質で聞きたい場合:
今の所ASIO4ALLfoobar2000uLilith等のプレイヤーをインストールしてCDをそちらに関連付けるのが一番良い。
上の設定は全て無視され、44.1kHz16bitの音声データがそのままデジタル出力に出る。


音質の設定は好みやシステムとの相性に大きく左右される面がある。
例えば私が否定的な96kHz24bitに設定した方が音が良いと感じる場合はあり、そういう場合はノイズシェービングも試してみて好みで決めればいいと思う。
「livavccodec 最高音質」と「libsamplerate Sinc 高音質」も同様、前者の方が好みに合うのならそちらを使用していい。
実際の所アナログ段での変質の方が格段に大きく、それも含めてトータルで音決めをしなければ高音質にはならないからだ。

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