テレビを買いました(測定編)

まずは消費電力の測定。
断りの無い箇所は全てPC画面をHDMI入力した状態。
ほぼ真っ黒な画面とほぼ真っ白な画面の2状態で測定。

LG 32LA6600
電源Off時:0.0W(計測未満)
標準(バックライト70):38.6~60.9W
シネマ1(バックライト60):48.4~57.0W
省エネ(バックライト50):36.4~56.3W
ゲーム(バックライト80):53.3~62.3W
ゲーム(バックライト100):60.6~69.8W
ゲーム(バックライト0):21.8~30.5W

以下スピーカー設定を外部スピーカーに変更
ゲーム(バックライト80):50.2~59.2W
ゲーム(ecoモード最少):28.8~37.0W
ゲーム(ecoモード中):24.8~33.0W
ゲーム(ecoモード最大):19.9~27.9W

標準でテレビ視聴:大体40.0W
シネマ1でテレビ視聴:大体54.5W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し

このテレビの消費電力は、画面が暗いと下がり、明るいと上がる。
標準とシネマ1の消費電力の差はダイナミックコントラストの効き具合の差と思われる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
スピーカーは3W食ってる。
使わないなら外部スピーカーに変更するといい。
eco設定は消費電力は下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力90Wだが、計測した感じではそんな消費電力になりそうも無い。
Dell2209WAはバックライトを0まで落としても40Wだったが、それに比べると随分と低消費電力だ。
画面面積2倍以上になってる事を考えるとLED化による低消費電力の凄さがわかる。


パナソニック TH-L42DT60 (以下全て明るさオートをオフ)
電源Off時:0.0W(計測未満)
ダイナミック(バックライト100):62.5~75.9W
スタンダード(バックライト34):30.1~42.2W
リビング(バックライト70):41.1~59.7W
シネマ(バックライト50):20.1~47.6W
シネマ(バックライト50、液晶AI弱):33.8~49.1W
シネマ(バックライト50、液晶AIオフ):45.0~49.1W
シネマ(バックライト0、液晶AIオフ):23.2~27.2W
シネマ(バックライト100、液晶AIオフ):71.2~75.3W

スタンダード(バックライト34)でテレビ視聴:大体43~44W
シネマ(バックライト50)でテレビ視聴:大体42~50W
PC画面出力中にB-CASカードの抜き差し:差異無し
音声入力無しで音量0~100:差異無し
音声入力有りで音量0~50:1Wぐらい変わる

このテレビも画面が暗いと消費電力が下がり、明るいと上がる。
それ以外の画質設定はほとんど消費電力に影響を与えない。
ちなみに真っ黒画面だとバックライトが切れて消費電力19.3Wになる。
音声回りは常に通電しており、切る設定は無い。
ビエラリンクで外部音声装置を付ければ自動的に切れるのかもしれない。
節電視聴は消費電力が下がるが相応に暗くなる。
定格消費電力85Wに嘘は無く、Dell2209WAの3.6倍、LG32LA6600の1.7倍の画面面積なのに、通常使用するような明るさでは消費電力に大差無い。
技術の進歩は素晴らしい。
以上消費電力編終了。


さて、TH-L42DT60だが、設定に手こずった。
どうやっても黒が浮いて色が浅くて立体感の無い画しか出ない。
その上画面の4隅のバックライト漏れも酷く、特に左下は画質にダメージを与えるレベル。
そのくせ全白を出すと4隅が暗い。
多分出荷時にエリア調整して中間調で明るさが揃うようにしてるのだろう。
で、実は気に入る感じにならなかったので、とっとと売り払って買い替えようかとも考えたのだが、一応は比較してこれに決めたのだから、買い替え候補が決まらない。
という訳で考えを改めてキャリブレーションしてみる事にした。
i1 Display Pro
P1060509.jpg
照度計で彩度計、ホームユースにはこれで十分との事。
使ってみて1日で判った事だが、付属ソフトは調整したい人には使い物にならない。
なのですぐHCFRに移行する事になる。
だったらColorMunki Displayで十分だった。
6000円程無駄に出費してしまった。

ダイナミック(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Dynamic Default

スタンダード(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Standard Default

リビング(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Living Default

シネマ(明るさオートオフ、液晶AIオフ)
TH-L42DT60 Cinema Default

シネマプロ
TH-L42DT60 CinemaPro Default

デフォルトでの傾向は色温度が高過ぎでガンマがうねっている。
色温度中-低で実測9000度、低で実測7600度。
ガンマがうねる主な理由はピクチャーの値が高過ぎる事。
ピクチャーを85まで落とすと、どのモードでもガンマが素直なカーブになる。
ただしこれによって最明部が暗くなるのでコントラスト値が下がる。
元々の設定はIPSのコントラストの低さをカバーする為と思われる。
以上のように測定する事で問題点と解決法が速やかに突き止められた。
そしてこのテレビは非常に細かく映像設定項目があるので、補正は思い通りに行えた。

シネマプロ キャリブレート後
TH-L42DT60 CinemaPro Caribrated
ガンマ値は現在では2.2~2.4の間で設定するのが常套になってるので、目視で好ましい2.4にした。
キャリブレート後はコントラスト値以外は文句無しの数値。
ANSIコントラスト値769:1はIPS故に目をつぶる所か。

で、きっちりキャリブレートした設定を使ったのかというとそんな事は無く、実際にはこっちの設定を常用している。
ユーザー キャリブレート後
TH-L42DT60 User Caribrated
このテレビは赤が少しだけBT709よりも深く出るので、それを生かした。
数値ではほんのちょっとの差だが、これで赤が薄い感じが無くなった。
キャリブレート後は非常に素直ですっきりした画調になって、測定値では悪くなってるコントラストも目視では感じられず、不満の無い物になった。
不満を感じたら測定、これが重要だと再確認した。

おまけ:
実家にあるSHARP LC-32D30もキャリブレーションしてみた。
キャリブレート後
SHARP LC-32D30 Calibrated
キャリブレート前は可也酷い値だったが、明るさに関わる所を色々弄ってると素直な数値になる所が見つかった。
緑が可也ずれてるのと、暗いのはどうしようも無さそうだ。
目視では全然感じないが、実際には可也暗いテレビだ。
明るさも性能の一つだが、こういう面でもテレビは地味に進化している。
こちらはキャリブレート後に目視で色の濃さを3ポイント増やして終了。
VAパネルのウォッシュアウト分増やした感じだ。

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Re: TH-L42DT60について

初めまして。
すみません返事が遅れてしまいました。
キャリブレーションの値を書いてないのは理由がありまして、家電TVは個体差が大きく、同じ値を設定しても、決して同じ画にならないからです。
つまり私のTVのキャリブレーション値は、私のTVでしか通用しません。
もしそれを考慮せずにお使いのTVで同じ値を設定すると、むしろおかしな画になってしまいます。

とはいえ、とりあえずTH-L42DT60全般に通用するだろう、無難な設定部分を書いときます。
映像モード:シネマプロ
ピクチャー:85
ガンマ:2.4
以上です。
これで大ざっぱですがキャリブレーションした画に近い画になります。
私のTVのキャリブレーション値は隠す気はありませんので、また改めてお返事します。
今日は時間がありませんでした。
ではまた。

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