ASUS R9290-4GD5 その2

その1
R9 290の一般的なベンチとか消費電力とか発熱とかは、ネット検索を掛ければいくらでも出てくるので、動画画質に関するテストをこの記事ではしていきます。

ドライバインストール後チェックしたら、カタリストのビデオの項目がHD7750に比べて増えていた。
CCC1.png
その中で特に注目したのが、インターレース解除に追加された適応ディレクション。
ベクター適応よりも上の位置づけだ。
PCで出来るインターレース解除では、RADEONのベクター適応がもっとも優れていると思っていたので、それ以上があった事に驚いた。
なのでまずこれをテストした。

縦にスクロールするスタッフロール動画を使ったインターレース解除チェック
適応ディレクション
R9290 EVR 適応ディレクション

ベクター適応
R9290 EVR ベクター適応
どちらもレンダラーはEVR、比較用の画像はCore i5-2500K の動画画質チェックにある。
比べると適応ディレクションは鮮鋭度が高くエッジが出る。
その代わり解除ミスも出やすいようで「集」の字で判り易くミスしてる。
ベクター適応の画質はRADEONの今までの物と同じ、隅が丸まり滲ませてる感じがあり、若干すっきりしない。
ただしミスも少ない。
処理負荷は適応ディレクションがベクター適応に比べて2倍強高く、なるほどミドルクラスのVGAカード辺りでは出てこない訳だ。
プルダウン検出もベクター適応の倍くらい早い。
もうちょっと解除ミスが出ないようにチューニングして欲しいが、現状でも総合で上回ってると思うので、設定項目に出てくる時はそのまま使っていいだろう。

次にスケーリングの性能を試してみた。
EVR
VE EVR 適応ディレクション
比較用の画像はPowerDVD10 ffdshow TMT5 の画質チェックを見て欲しい。
Radeon HD4650よりもスケーリングの性能が悪い。
何故かは判らない。
念の為プレイヤーをMPCとPowerDVD、インターレース解除を適応ディレクションとベクター適応で試したがすべて同画質だった。
現在ではスケーリングはmadVRに任せているので重要では無いが、残念な結果だ。

今後の比較用
HQV EVR 適応ディレクション_1 HQV EVR 適応ディレクション
(参照:madVRのNNEDI3をテスト)

その他テストした項目:
●縁拡張
ただの輪郭強調
VE EVR ベクター適応 縁拡張5

●輪郭矯正
デバンド(deband)の事らしい。
アニメをあまり見ないのでバンディングの出るソースに心当たりが無いが、HQVの青空でテストしてみたら無くなったかもという感じだった。
(元々薄っらだったのでよく判らない)

●高度なアーチファクト除去
テスト映像では効いてるのかどうか判別出来なかった。
つまり悪影響は無いのでチェックを入れても問題無しという事。

最後にmadVRで何処までの設定が出来るか。
HD7750とR9 290の性能差は約4.4倍、7750でテストした時のNNEDI3の処理負荷から予測するとneuron32が使えるかどうかという感じだ。
そして実際に可能だった設定がこれ、
madVR6.png
madVR2.png
madVR3.png
madVR4.png
madVR7.png
プロファイルを使わないならNNEDI3 neuron16が限界という所か。
2K→4KにNNEDI3を使うなんて現行のGPUではやはり無理っぽい。
そして上の設定で動かしてると大きな問題になるのが発熱だ。
各レビューで酷評されている通り、リファレンスクーラーがまったく冷えない。
デフォルトのファン回転数の最大が47%、この時ドライヤー並みに五月蠅いのに排熱が十分では無い。
設定を変えればファンを100%で回す事も出来るが掃除機以上の騒音、なるほどこりゃダメだ。
リファレンスクーラーを購入していいのはファン交換前提の人か、PCを部屋の外に出せるような人だけだろう。
それ以外は安物買いの銭失いだ。
私は色々為になったので、勉強代って事で今回はOKとしよう。
そして暖かくなる頃に値段の落ち着いたオリジナルクーラーの製品に買い換えよう。

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