ゼンハイザー HD650

ネットオークションで中古を購入。
PB026869.jpg

ATH-AD2000と並べた所
PB026868.jpg
ATH-AD2000は前回の補修でまた使えるようになったが、左右対称にならなくなってしまった。
これを解消するには折れてない最後の一か所をワザと折って、全て同じにするしかない。
そんな事する前に予備として、気になってたゼンハイザーHD650を手に入れておく事にした。
10年ぐらい前にゼンハイザーHD600を使っていた事があったが、HD600はそれ程でもないヘッドホンだった。
HD650はそれのマイナーチェンジだとずっと思ってて、最近まで興味がなかったが、海外の測定結果を見たら全然別物だった。
それで一度試す必要があると考えてた。
という訳でこの機会に手に入れて、早速測定。
PB026872.jpg
HP-A8のボリューム位置-10dBにしてピンクノイズ-20dBをPAA3で測定。
今回の測定で気付いたのは、このヘッドホン、マイク位置で可也F特が変わる。
振動板中心に近い場所が一番F特が良かったので、今回はそこの測定値を採用する事にした。

LCh
HD650 LCh

RCh
HD650 RCh

LChとRChの合成
HD650 L+RCh

ATH-AD2000の測定値はこちら
注意して欲しい事はゼンハイザーHD650の方がボリューム位置が10dB高い事。
つまり能率がATH-AD2000に比べて10dB低い。
HP-A8のような本格的なヘッドホンアンプでは問題無いが、PC直結だと十分な音量が出せない可能性がある。

上の測定結果だと縦軸が狭くて判りづらいだろうから、foobar2000のGraphic Equalizerの設定を逆さまにした画像が下。

HD650
foober GE HD650 Rev

ATH-AD2000
foober GE ATH-AD2000 Rev

HD650が右下がりのF特なのが良く判る。
低域レンジはオープンエアとしては広く、低域の量も多い。
対して高域は良く伸びているが、量的に抑えられ過ぎている。
市井の音質評価はこのF特と一致している。

イコライズ後のF特、
LCh
HD650 EQ LCh

RCh
HD650 EQ RCh

LChとRChの合成
HD650 EQ L+RCh

補正の最大値は6dBに制限している。
ATH-AD2000の方も同じ制限でやったが、HD650の方が低域が出るので、結果的にこちらの方がフラットになった。
この状態での音質は、フラットでワイドレンジだが若干暗く暖色系。
1kHzを中心に3バンドを0.5~1dB程上げたら暗さがほぼ無くなった。
イコライズ後でATH-AD2000と比べると、音の切れや解像度感はATH-AD2000の方が上、レンジや癖の無さでHD650が上、HD650も解像度はあるけどエッジを出すのが不得意という感じ。
素の音質はATH-AD2000の方が上だけど、HD650はイコライジングで化ける。
装着感は耳が押しつぶされないHD650の方がいい。
総合では実売価格が近い事に納得のクオリティと感じた。

参考:
innerfidelity
Headphone Data Sheet Downloads
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD600.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/SennheiserHD650.pdf
http://www.innerfidelity.com/images/AudioTechnicaATHAD2000X.pdf

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