madVRのupscaling refinementで720×480→1920×1080の設定を作ってみた

最初に、FineSharpとLumaSharpenとSuperResの使い分けが判らない方も居るかと思いますので、その説明をします。
この3つは同時に利用する物ではないと思います。
処理負荷的には、
SuperRes > FineSharp > LumaSharpen
で、使っているGPUの性能に応じて、選択する想定でしょう。
高性能のGPUではSueprRes、エントリーレベルのGPUではLumaSharpenという事です。
実際にはupscaling algorismに適切な物を選んでから、残っている処理能力で使える、upscaling refinementを選ぶというやり方が順当かと思います。

またSuperResのerror upscaling qualityはhighにすると、処理負荷が増加しますが、mediumに比べて、strength(強度)は半分ぐらいで同等の鮮鋭感になります。
なので、輪郭強調を最小限に抑えるという意味では、highの方が理想的です。
しかし実際には、highにするぐらいならNNEDI3のneuron数を上げる方に処理能力を使うと思いますので、mediumを使用する事になると思います。

SuperResにのみdefault値が3種類あります。
non-double defaults:image doublingを利用してない時のデフォルト
NEDI defaults:NEDIを使用している時のデフォルト
NNEDI3 defaults:NNEDIを使用している時のデフォルト

つまりmadshi氏は組み合わせるupscaling algorismによって、設定値を変えるべきだと主張してます。
私の方でNNEDI3と組み合わせてテスト映像で調整した感じではこうでした。

NNEDI3 16neurons:SupereRes NNEDI3 defaults
NNEDI3 32neurons:SupereRes NNEDI3 defaults - 0.05strength
NNEDI3 64neurons:SupereRes NNEDI3 defaults - 0.10strength

NNEDI3はneuron値が上がる程、鮮鋭度が上がるので、それに合わせて輪郭強調の強度を下げるのが好ましいと感じました。
NNEDI64以上は見た目に鮮鋭度は上がりませんので、64neuronsと同じ値で問題無いと思います。
前回のテストから、FineSharpとLumaSharpenのデフォルト値はSuperResのNNEDI3 defaultsと同程度なのが判りますので、そういう基準で調整されると上手く行くと思います。


madVRのupscaling refinementで720×480→1920×1080の設定を作ってみた。
グラフィックカードは、Gigabyte GV-R929XOC-4GD(Radeon R9 290X 1040MHz)
madvr101.png

madvr102.png

madvr103.png
chroma upscalingのSuperResの値は、upscaling refinementのSuperRes NNEDI3 defaultsと同じ値に変更してある。
元々の値はBicubic用と思われる(madVRのデフォルトchroma upscaling algorism)。
あと、テスト映像で調整した時のstrength値から-0.05下げた。
いくつか動画を見てみたら、ノイズっぽくなる物があったので気にならないように下げた。
また、このグラフィックカードの性能上NNEDI3が32neuronになっているが、理想を言えばNNEDI3は64neuronで使いたい。
今回chromaにSuperResを使わずにNNEDI3 64neuronにした物と、chromaにSuperResを使ってNNEDI3 32neuronにした物を比べたが、色乗りは前者の方が良く、情報量は後者の方が良いという結果で、SuperResを使う意義から後者を選択した次第。
この辺は実際には好みの問題だ。

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