PowerDVD10 ffdshow TMT5 の画質チェック

過去の画質チェックシリーズへのリンクは「PowerDVD、WinDVD、TotalMedia Theatre 3 の画質チェック」です。
使用したPCの設定は「HTPCの高画質設定 その3」を参照して下さい。
Radeon HD4650を使用しており、Color vibrance等の画質補正機能は全て切ってあります。
表示解像度は1920x1080です。
チェックにはVideo Essentials DVDの1シーンを利用して画像の一部分のみを切り出しています。

PowerDVD8 DxVAオン
ve powerdvd8 1920x1080
主にアップコンバート性能を見ます。
斜め縞、縦縞ともにくっきりしていて均一であれば優秀。
濃淡が薄い時はアップコンかIP変換が悪い時、ムラになってたり模様のように見える時は輪郭強調等の画作りをしている時です。
これは優秀な状態で以下の基準となります。

PowerDVD10体験版 (build2325) DxVAオン
ve powerdvd10 dxva 1920x1080
PowerDVD8と比べると何故か少し暗く撮れているが目で確認すると同画質。
PowerDVDはRadeon DxVA(UVD2)の機能を完全に使っているので差は無いよう。

PowerDVD10体験版 (build2325) TrueTheaterエフェクト(自動調整)利用
ve powerdvd10 TrueTheaterエフェクト自動調整 1920x1080
斜め縞、縦縞ともに太さが均一ではなく「1」の字の周囲に白い縁も確認できる。
明らかに輪郭強調。

PowerDVD10体験版 (build2325) TTHDシャープネス最弱のみ
ve powerdvd10 TrueTheaterHDのみシャープネス最弱 1920x1080
輪郭強調が程々に抑えられていて、一般的な映像ではこちらの方が解像度が高く見えるかもしれない。

PowerDVD10についてまとめると、3D対応環境であれば購入する意味があるが未対応の環境では意味が無い。
画質的にはPowerDVD8(TTHDはPowerDVD9)からの進歩が無く、操作面ではホイールで再生速度1倍にすぐ戻せなくなったのが嫌(32倍以上速くしようとすると1倍には戻るが)、PowerDVD8からバージョンアップする気にはならない。


MPC-HC + ffdshow libmpeg + yadif(フレームレート2倍) + Lanczos10 1920x1080
ve mpchc libmpeg yadif lanczos10 1920x1080
現在もっともアップコン(リサイズ)性能の高いLanczos10での画質。
「1」に白い縁も無く、斜め縞、縦縞共に非常にくっきりしている。
しかし縦縞の両脇に確認できる薄い縦縞状のオーバーシュートは問題だ。
映像を汚す原因となる。
もしこれを嫌うのならリサイズ手法にSplineを使うと良い。
ffdshowの設定を開いて、
リサイズ、アスペクト→設定→輝度のメソッドに「Spline」
リサイズ、アスペクト→設定→輝度のメソッドの下の「ロック」を解除
リサイズ、アスペクト→設定→色差のメソッドに「Spline」
実際の画質はこうなる、
MPC-HC + ffdshow libmpeg + yadif(フレームレート2倍) + Spline 1920x1080
ve mpchc libmpeg yadif spline 1440x1080
オーバーシュートが無くすっきりした画質になる。
Lanczos10と比べると縦縞の濃淡がわずかに薄く「1」や「400」の周辺の灰色部の濃淡も少しぼけてるので解像度で劣るのがわかると思う。
とはいえこちらの方が良いと判断しても変ではない。
どちらにせよ非常に高性能でアプコンはここまで行けるというリファレンスになる。
一般的な映像で比較してみてもffdshowとRadeon DxVA(UVD2)とではケースバイケースで良い方が変わる。
くっきり感が高い映像が好きな人はffdshow(Lanczos10)一択だろう。
インターレース解除性能も問題にする人は色々悩んで決めよう。


TotalMedia Theatre 5 体験版(製品バージョン5.0.1.80)
TMT5はOverlayで表示しており、スクリーンショットが撮れなかったのでサブモニターのTN液晶で表示した物を撮影した。
その為、縦方向に明度の変化があるがモニターのせいでTMT5のせいではない。
また画像の縦縞の真ん中下の辺りに常にある点もモニターの常時点灯なので無視して下さい。

DxVAオン SimHDオフ
P1010355.jpg
PowerDVD8 DxVA使用時の画質とは明らかに違う。
TMT3と同じでRadeon DxVA(UVD2)の機能が完全に使われていないようだ。
ただしGPU負荷が上がるしDxVAオフと画質が違うのである程度は使われている。
以後のテストではDxVAオンの状態のみを掲載、こちらの方が少し画質が良かった。

DxVAオン SimHDオン(自動)
P1010356.jpg
「1」の周りに少し白い縁が確認出来る。
これは輪郭強調(シャープ化)処理による物。
また縦縞の上下に妙な明るさの違いが出ている。

DxVAオン SimHDオン、自動のチェックを外しシャープ度を最弱
P1010361.jpg
輪郭強調が抑えられて、なかなか良い。

DxVAオン SimHDオン、自動のチェックを外しCPU使用、シャープ度中
P1010363.jpg
SimHDはデフォルトではGPU処理になっているのだがCPU処理に変えてみた。
GPU処理とは違う画質で斜め縞も縦縞も太さが均一で無く「1」の周りにも強く白い縁が見える。
SimHDのCPU処理はただの輪郭強調だ。
GPU処理はもっと高度な処理をしていてその差がはっきり出ている。

TMT5についてまとめると、まず私の環境ではどのように設定しても常にカクついて使用に耐えられなかった。
しかしTMT5は出たばかりで、試したバージョンはリリースバージョンのようなので今後のバージョンアップで解消される可能性がある。
TMT3の時は頻繁に横線ノイズが出て駄目だったが今回はそのような事はなかったので改良はされている。
カクつかなければPowerDVDよりも高画質に見える可能性があり有望だ。

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